ハイクラス転職サービス「iX転職」(パーソルキャリア運営)は8月25日、ハイクラス人材(年収800万円以上)を対象としたテレワークに関する調査の結果を発表した。調査時期は2020年7月、調査対象は1都3県(東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県)に住む会社勤めで年収800万円以上の30~50代(フリーランスは除く)、有効回答は200人。
74.5%が「テレワーク経験あり」
テレワークをしたことがあるか尋ねたところ、「現在テレワークをしている」が56.0%、「過去にしていたが現在はしていない」が18.5%と、約4人に3人にあたる74.5%がテレワークの経験があると回答した。
テレワークを実施して良かった点を聞くと、「通勤ラッシュから解放された」(71.8%)と「時間の余裕ができた」(63.1%)がトップ2にランクイン。以下、「家族と過ごす時間ができた」(39.6%)、「お金の節約ができた」(21.5%)と続いた。
一方、テレワークの改善点については、「運動不足」(47.0%)、「執務スペースやオフィス機器不足」(45.0%)、「仕事とプライベートの切り替え」(42.3%)の3つが多い結果となった。
部下を持つ役職者に対し、テレワーク中に組織や部下のマネジメントで気を付けていることを質問すると、「メールや社内SNSなどを活用する」(40.5%)が最も多く、次いで「タスク管理を可視化する」(37.3%)、「労働時間を把握する」(29.4%)と続き、マネジメント方法に気を配っている様子が明らかになった。