JR西日本は24日、「せとうち広島デスティネーションキャンペーン(せとうち広島DC)」(2020年10~12月開催)を契機に、せとうちエリアの広域周遊観光に便利な「ミタイケン広島ぐるりんパス」を発売すると発表した。

  • 227系で運転される山陽本線の普通列車

「ミタイケン広島ぐるりんパス」は、自由周遊区間内の新幹線および在来線快速・普通列車の普通車自由席に加え、指定する船・バスなどの2次アクセスが3日間乗り放題になるきっぷ。山陽新幹線福山~新岩国間、山陽本線岩国~大門間、芸備線広島~下深川間、呉線・可部線の全区間が乗降り自由となるほか、JR西日本宮島フェリー、瀬戸内シーライン、瀬戸内海汽船、石崎汽船、広島電鉄(路面電車)、広島市内循環バス「ひろしまめいぷる~ぷ」、芸陽バス(路線バス)、バンカーサプライ(大久野島航路)が乗り放題となる。

発売期間は2020年9月1日から2021年3月30日まで。利用期間は2020年10月1日から2021年4月2日までの連続する3日間。2人以上が同一行程で旅行する場合に限り利用できる。おもな設定区間の価格は、京都市内発2万円、大阪市内発1万9,000円、神戸市内発1万8,500円、岡山発1万1,000円、新山口発1万2,000円、博多発1万7,000円。