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【この記事のエキスパート】
わこう助産院院長・助産師/社)わこう産前・産後ケアセンター代表:伊東 優子
ドラマ「コウノドリ」の撮影場所にもなった助産院の院長。
25年以上助産師としてのキャリアを持つ。総合母子周産期医療センターをはじめ妊娠・出産・産後・子育てのあらゆる分野の経験を活かし2011年より助産院を開業。
2015年 内閣総理大臣、厚生労働大臣の視察される産前・産後ケアのモデル施設。
「安産ごはん160」監修
赤ちゃんのおむつかぶれやよだれかぶれ、乳児湿疹にも大活躍のベビーワセリン。純度によってさまざまな種類があり、商品選びはコツがいるアイテムです。この記事では、助産師の伊東優子さん監修のもと、ベビーワセリンのおすすめ商品と選び方をご紹介!
助産師に聞いた
ベビーワセリンの選び方
それでは、ベビーワセリンの選び方を詳しく解説していきます。順にみていけばお気に入りが見つかるはず! 簡潔にまとめているので、ぜひチェックしてみてください。
まずは4つの種類から選ぶ
ワセリンは、石油の精製度によって大きく4つの種類に分けることができます。まずは4つの種類を知っていきましょう。右に行くほど、純度が高いワセリンです。
黄色ワセリン|安価な一方、赤ちゃんには刺激となることも
ワセリンの4種類のなかでは一番純度が低く、不純物の含有量が多いのが、この「黄色ワセリン」。名前のとおり、透明度がある黄色っぽい色味をしています。
手に入りやすく安価な一方、敏感肌の方やアトピーを持っている方、赤ちゃんにとっては刺激となりうる種類のワセリンです。
白色ワセリン|一般的な「ベビーワセリン」
白色ワセリンは、黄色ワセリンの純度を高めたものです。一般的にワセリンというと白色ワセリンのことを指します。
白色ワセリンも比較的安く手に入るので、特別純度にこだわりがない方は、白色ワセリンを選ぶといいでしょう。「ベビーワセリン」と称しているものは、白色ワセリン以上の純度のものがほとんどです。
プロペト|純度にこだわる方や、デリケートな部分の使用に
白色ワセリンよりも、さらに純度を高めたものが「プロペト」です。目や口の近く、おしり付近など、よりデリケートな部分の保湿にぴったりです。
医療機関などでも使用されている、純度が高いワセリンです。
サンホワイト|大人のスキンケアにも活躍する高純度ワセリン
サンホワイトは、プロペトよりもまたさらに純度が高いワセリンです。プロペトを使用しても赤みが出てしまったり、刺激に感じてしまう方におすすめです。
ただし、純度がかなり高い分、値段も高くなります。赤ちゃんだけでなく、大人のスキンケアでも大活躍しますよ!
使用用途に合ったものを選ぶ
ベビーワセリンを購入する際は、用途に合ったタイプの商品を選びましょう。
「口の周り」にはベタつかないタイプを
よだれがよく出る赤ちゃんは口の周りがかぶれやすくなっています。また、ミルクの吐き戻しや食べこぼしでも口の周りが荒れしまうことがあります。そんな口の周りのケアに使う場合は、ベタつきにくいサラリとした質感のワセリンがおすすめです。
また、かぶれ予防としてお風呂上りや寝る前などのタイミングで定期的にベビーワセリンを塗ってあげるのも効果的です。
べたべたしているものや塗りすぎは、赤ちゃんが違和感や不快感を感じて嫌がってしまうかもしれないのでなるべく避けるようにしましょう。
「目の周り」には肌に優しいものを
赤ちゃんの肌はとてもデリケートですが、その中でも特に目の周りは敏感な部分になっています。
目の周りがかぶれたからといって安易にベビーワセリンを塗るのは大変危険です。もし使う場合は、限りなく肌に優しいタイプのベビーワセリンを選ぶようにしましょう。
また、使用する前に目の周り使ってもいいかどうかをパッケージや取扱説明書で確認するようにしましょう。
日焼けケア用には保湿力の高いものを
日焼けした敏感な肌にワセリンを使用する場合は、天然由来成分が配合されている低刺激なものがおすすめです。特に、ぼろぼろと皮がむけたあとのケアには保湿成分が含まれているものを選び、肌をしっかり保護しましょう。
合成香料・着色料など「添加物」の有無をチェック!
ベビーワセリンは、「シンプルイズベスト」。香料や着色料、保存料は赤ちゃんにとっては刺激になりうるので、避けましょう。
一見、赤ちゃんの肌によさそうな商品やナチュラルやオーガニックをうたっているものでも、保存料や香料が入っているものがあります。選ぶときは、商品パッケージの「成分表」に香料や着色料の記載がないか、念のためチェックしておくと安心です。
用途に合った内容量・パッケージを選ぶ
ベビーワセリンは食事のあとやオムツ替えのあとなど、ひんぱんに塗ることが多いので、持ち運びがしやすく気軽に使える大きさのものを選ぶと便利。内容量が50g前後の商品であればマザーズバッグに入れやすく、必要なときにサッと取り出せて、いつでもどこでもお肌のケアをしてあげられますよ。
また、ワセリンは月日が経過すると変色し劣化していきます。精製度の高いものは劣化しにくいですが、それでも短期間で使い切れるサイズのものを使ったほうが安心でしょう。
チューブタイプ・プッシュタイプ|持ち運びにぴったり
チューブタイプは、フタがしっかりとしまり、より清潔に使用できるのがポイントです。
また、食事やオムツ替えのあとなど、外出先でもひんぱんに使うことが多いので、持ち運びがしやすく気軽に使える内容量を選ぶと便利です。内容量が50g前後のチューブタイプはコンパクトで持ち運びにぴったり。マザーズバッグに入れやすく、必要なときにサッと取り出せて、いつでもどこでもお肌ケアOK!
ワセリンは、いくら純度が高いものでも、月日が経過すると劣化していきます。短期間で使い切れるサイズを使ったほうが安心です。
ボトルタイプ|毎日の自宅での使用にぴったり
自宅にひとつ置いておく用としておすすめなのは、大容量の「ボトル式」。チューブ式よりも内容量が多い商品がほとんどで、コスパがとても高いのが最大のメリット!
ただし、ボトル式は指を入れてすくうため、雑菌がワセリンにつきやすいという点がデメリットです。その点を考慮しながら選ぶようにしましょう。