Aぇ! group/関西ジャニーズJr.の正門良規が、カンテレ・フジテレビ系ドラマ『DIVER-特殊潜入班-』(9月22日スタート、毎週火曜21:00~ ※初回15分拡大)に、新人刑事役として出演することが決まった。
福士蒼汰が「潜入捜査チーム(通称D班)」の潜入捜査官を演じる同ドラマ。正門が演じるのは、D班の班長・伊達直哉(安藤政信)が所属する兵庫県警組織犯罪対策課の若手刑事・上島哲也だ。課長・鏡光一(正名僕蔵)、組織犯罪対策課の若手刑事・大山崇(中山義紘)とともに、事件に立ち向かっていく。
19年には『恋の病と野郎組』(BS日テレ)、連続テレビ小説『スカーレット』(NHK)、今年には『年下彼氏』(ABCテレビ)に出演するなど、俳優としても活躍の場を広げている正門。今回の出演は、マネージャーからのサプライズ報告で知らされた。
ある日突然マネージャーから「痩せてほしい」と連絡があったといい、「そんなに太ったかな!?と思って頑張ってダイエットしました。すると後日、『DIVERに出演が決まりました!』と言われて、『だからか!』と分かったんです」とのこと。「驚きと、うれしさと、いろんな気持ちがありました」と話す正門だが、刑事役として事件に向かうシーンが多く、現場では緊迫したムード。撮影初日も、犯罪組織の家宅捜索に踏み込むシーンの撮影からスタートした。
「いきなり事件に立ち向かう警察官の演技をするのは、すごくドキドキしました。『少年たち』という舞台で、僕は囚人役をやっていたんですが、取り押さえる看守役の人たちのしぐさを見ていたので、今回のドラマに少しは生かせたかな、と思います。捕まえられる側から捕まえる側になりました(笑)」と、過去の経験が役作りにつながった。
今回のドラマは兵庫県神戸市が舞台で、神戸市内をはじめ関西での撮影が続く。大阪出身で関西ジャニーズJr.として活躍する正門は「関西から全国を盛り上げていきたいと思っているので、関西を拠点に撮影している全国ネットドラマに携われることがとてもうれしいです。『あ、あの場所や!』って思いながら撮影現場に向かっています」と関西での撮影を楽しんでいる。
上司・鏡課長役の正名僕蔵について、正門は「本当にムードメーカーで、正名さんが来てくださったら、現場の雰囲気が明るくなります!」とコメント。さらに、正名に演劇論を教わることもあると話し、「本当にありがたいです。これまで積み重ねてこられた経験を教えてくださるなんて。授業料を払わないといけないんじゃないかというくらいの内容を教わりました。そのお話を聞いて、演技をする上で考えることが増え、視野が広がったなと思います」と感銘を受けた様子だ。
正名も、正門について「すごく若いんだけど、大人っぽいところがありますね。人生経験を積んできたような落ち着きがあって、妙に頼りになるなと思います」と話す。
また、同じ兵庫県警組織対策課の若手刑事・大山を演じる中山義紘について、正門は「役柄ともリンクする部分があるんですけど、中山さんは先輩として引っ張っていってくれています。僕はどちらかというと人見知りなんですが、話しかけてくださって、休憩中もよく話しています」とコメント。
中山も、正門について「以前、お互い『スカーレット』(NHK)に出演していたんですが、共演シーンがなかったので、現場で会ったとき『あのシーンに出てましたよね!』と、盛り上がりました(笑)。正門君はすごく真面目で、芝居に対する熱を感じます。正名さんと3人で熱くお芝居の話をしたりしています」と、息ぴったりの3人の様子を明かした。
最後に、正門は「スピード感もあって面白いドラマなので、ぜひ楽しんでほしいです。スカッと楽しんでもらえる5週間になると思います! D班ももちろん、組織対策課の雰囲気も楽しんでいただきたいです。クスっと笑えるシーンや、アクションシーンも楽しんでいただければうれしいです!」とドラマの見どころをアピールした。