ライオンは9月9日、子どもが自主的にきちんとした歯みがきを続けるためのIoTハブラシ「クリニカ Kid's はみがきのおけいこ」を、テストマーケティングとしてアスクルの日用品ショッピングサイト「LOHACO(ロハコ)」で発売する。8月25日から先行予約受付を開始した。

  • 「クリニカ Kid's はみがきのおけいこ」商品イメージ(スマートフォンは含まない)

同商品は、ハブラシ「クリニカ Kid's ハブラシ 3〜5才用」に取りつけるアタッチメント本体とスマートフォン上で使用するアプリとで構成される。

小児歯科専門家の指導の下、加速度センサーを内蔵しハブラシの動きをセンシングできるアタッチメント本体を開発。みがく位置とみがく速度をセンシングして、対象とする子ども一人ひとりのブラッシングのデータを蓄積する。micro USBで充電可能で電池交換不要。満充電あたり、「アプリモード」で約120回(約300分)使用できる。

アプリは、絵本研究家の助言を受けながら開発した絵本型コンテンツ。"泥んこで汚れてしまった動物のキャラクターを歯みがきできれいにする"というストーリーが展開される。上手に歯みがきができたかを点数で評価し、子ども自身が上達を実感できるほか、親は重点的に仕上げみがきする場所が分かるという。

  • 歯みがきの結果(アプリイメージ)

さらにデジタルトランスフォーメーションを活用し、アプリを通じて子ども一人ひとりの歯みがき行動データを取得する。その行動データと、LOHACOにおける顧客・購買データなどのビッグデータとを、アスクルが展開するデータマーケティング支援サービス「LOHACO Insight Dive」の仕組みを使って連携。子どもの歯みがき実施状況に合わせたみがき方やおすすめのオーラルケアグッズの提案など、総合的なデータソリューションを提供する。

セット内容は、アタッチメント本体1個、microUSB ケーブル1本(1m)、クリニカ Kid's ハブラシ 3〜5才用(イエロー)1本、品質保証書付取扱説明書1部(※ACアダプタは付属しない)。スマートフォン対応 OSは、iOS11, iOS12, iOS13、Android8, Android9(2020年8月現在)。価格は、1万2,100円(税込)。