アニメーション映画『トロールズ ミュージック★パワー』(10月2日公開)で日本語吹き替えを務めた女優の上白石萌音、お笑いコンビ・ミキの昂生と亜生がこのほど、東京・台場の体験型アトラクション施設「レゴランド・ディスカバリー・センター東京」を訪れた。
ドリームワークス・アニメーションが送り出した「トロールズ」は、テレビシリーズや劇場版で全米をはじめ世界的に大ヒットした人気キャラクター。フェルト生地のような質感とふわふわヘアーが特徴のカラフルな個性派キャラたちとその世界観が魅力だ。ピンクヘアーの主人公・ポピーは元気いっぱいなポップ族のクイーン。ポピーと仲間達のハッピーな毎日がノリノリの音楽と一緒にスクリーンいっぱいに広がる。
このたび、レゴブロックをモチーフとした体験型アトラクション施設「レゴランド・ディスカバリー・センター東京」とのコラボレーションが実現し、レゴポピーのスタチューが製作された。レゴポピーは2万9061ブリックが使用されており、総重量は60kg。およそ6日間(147時間)をかけ完成した。
そのレゴポピーを一目見ようと、ポピー役の上白石萌音と、トロール王国のひとつ「クラシック・トロール」の指揮者、トロールツァルト役のミキ・昂生、本作のストーリーテラー的な役割もあるクラウド・ガイ役のミキ・亜生が、同施設に駆け付けた。
上白石は「すごーい! 髪の毛もすごい! (ハグタイムを知らせる)ポピーの時計もちゃんと作ってある! カワイイ~!」と細部まで再現されたキュートなレゴポピーに大興奮。ミキの昂生も「147時間ってなかなかな時間ですよ!」と膨大な製作時間に驚きをみせ、3人で盛り上がった。
一行は施設内にあるクリエイティブワークショップへ移動。ここでは専属のレゴ職人、マスター・モデル・ビルダーが考案したスペシャルな作品を作るワークショップなどが開かれており、上白石とミキの2人は、様々なレゴブロックの遊びも楽しんだ。
上白石は幼少期にレゴで遊んだ経験もあるようで、「私は同じアパートに幼馴染がいて、その子と一緒によく作っていました! 男の子の幼馴染が多くて、おままごととかはあまりしてなかったんですけど、車とかロボットとか、その子が作っていたものを手伝っていました」と、レゴとの思い出を振り返った。
そして、みんなで頭の中のイメージをレゴで組み立てていると、少し手こずっていた上白石をみた亜生は、「萌音やん、めっちゃ不器用やん! レゴは子供でもできるのに!」とツッコんだ。
昴生と亜生は「なかなかうちは子供のころレゴを買ってもらうような感じの家庭ではなかったので、ちょっとあこがれはありました。こうやってきちんとレゴブロックに触れ合うのが、僕らが声優をやらせてもらったトロールズきっかけというのはすごくうれしいですね」、「レゴって、いくらでも楽しめる! ずーっと組み立てていられますね。こんなんずーっと遊んでしまうから、時間が何時間あっても足りない!」と話した。
また、3人で『トロールズ ミュージック★パワー』の吹替えについて振り返り、上白石が「とにかくミキのお二人の才能に驚きました。亜生さんは何度か声優のお仕事をされているだけあって本当に自然。この映画の冒頭は、なんと亜生さんの声から始まるんです。そこもぜひ注目してほしいです!」と話すと、亜生は「そうなんです、僕の才能が止まらない。僕の声から始まるこの映画は、ある意味僕の映画でもありますね(笑)」と得意げ。すかさず昴生からは「いやいや、おまえ声優ちゃうで、恥ずかし!」とツッコミが入り絶妙な掛け合いで周囲を笑わせた。
さらに、昴生の吹替えについて上白石が「本当にトロールツァルトというキャラクターになりきっているし、言われないと昴生さんってわからないくらい、ものすごく自然で上手いです!」と感想を言うと、昴生はうれしそうな表情を浮かべ、「標準語に挑戦したのですが、お笑いやドラマ含めて、仕事で標準語にトライするのは初めての経験でした。とにかく吹き替え監督に怒られないようにしようと必死でした(笑)」と振り返った。
レゴポピーはすでに「レゴランド・ディスカバリー・センター」で掲出中だ。
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