JR東海は、乗客の利用状況を踏まえて十分な輸送力を確保すべく、10月に東海道新幹線「のぞみ」の臨時列車を設定する運転計画を発表するとともに、在来線でも10~11月に臨時列車を運転すると発表した。
東海道新幹線は10月1~31日の期間も「のぞみ」の臨時列車を設定し、余裕をもった列車本数とする。これにより、1日平均の運転本数は360本に。2019年10月における1日平均の運転本数(381本)の94%に相当するという。
在来線でも10~11月に臨時の特急列車を設定。松本方面へ向かう特急「(ワイドビュー)しなの」の臨時列車は紅葉時期や土休日を中心に計62本、高山方面へ向かう特急「(ワイドビュー)ひだ」の臨時列車は11月の3連休や土休日を中心に計21本、熊野・紀伊勝浦方面の特急「(ワイドビュー)南紀」の臨時列車は11月の3連休に計4本運転される。
なお、在来線特急列車において、新型コロナウイルス感染症対策として「(ワイドビュー)しなの」「(ワイドビュー)ひだ」の一部定期列車の車両数を増やし、より多くの座席を用意するとのこと。