象印マホービンは、「清浄能力」と「低騒音」を両立した大畳数タイプの空気清浄機「PU-AA50型」を、2020年10月1日から全国の量販店にて販売開始する。

象印マホービンは、「清浄能力」と「低騒音」を両立した大畳数タイプの空気清浄機「PU-AA50型」を、2020年10月1日から全国の量販店にて発売する。2019年末からTV通販などで試験的に先行販売されいる製品で、このたび一般販路での販売を開始。市場想定価格は40,000円前後(税別)。

  • 空気清浄機 PU-AA50型(設置イメージ)

    空気清浄機 PU-AA50型(設置イメージ)

  • 空気清浄機 PU-AA50型

    空気清浄機 PU-AA50型

PU-AA50型は、適用床面積24畳のリビング向け空気清浄機。花粉やハウスダストがたまりやすく、幼児の生活空間でもある床上30cmを、360度全方位から天井まで届く大風量で吸引・清浄する。全方位吸引を行うため、設置場所を選ばず使えるメリットもある。

  • 子供やペットの生活空間である床上30cmを吸引・清浄

    子供やペットの生活空間である床上30cmを吸引・清浄

モーターメーカーの日本電産と共同開発した、航空機や船舶でも使われる「二重反転プロペラファン」を搭載。DCモーターを採用することで消費電力を抑えた省エネ設計とした。

  • 2つのファンを逆方向に回転させることで直進性の高い風となり、天井まで届く力強い風を生み出す「二重反転プロペラファン」

    2つのファンを逆方向に回転させることで直進性の高い風となり、天井まで届く力強い風を生み出す「二重反転プロペラファン」

また、最大能力で運転しても39dBという低騒音を実現した。参考値として、象印マホービンは「図書館の中がPU-AA50型の運転音とほぼ同等の40dB」であることを例示している。

PU-AA50型のフィルターは、4面が一体となった大面積マルチフィルター。東レの高性能静電メルトブロー不織布「トレミクロン」を採用しており、吸気面積が広く、より多くの空気を取り込むことができる。PM2.5に関しては、0.1~2.5µmの粒子を99%キャッチするとしている。フィルター交換の目安は、標準モード稼働で2年。吸気部の汚れが気になる場合、掃除機か拭き掃除でケアする。

手動モードは「標準」「弱」「静音」の3段階、自動モードは「おまかせ」と「花粉」の2種類。おまかせモードはセンサーが空気の汚れを感知し、自動で標準・弱・静音を選択して運転する。花粉モードは、はじめに標準運転で一部屋分の空気を一気に清浄した後、おまかせモードよりもホコリセンサー感度を高めて空気の汚れを感知し、自動で標準・弱・静音を選択して運転する。

空気清浄にかかる時間は、13平方メートル(8畳)あたり約12分。本体サイズは29.5cm×29.5cm×72.5cm、重さは10.5kg。