象印マホービンは、ふとん乾燥機の新モデルとなる「スマートドライ RF-FA20型」を発表した。発売日は2020年10月1日。市場想定価格は18,000円前後(税別)。
「スマートドライ」は、使用時の手間や収納のネックともなっていた、マットと送風ホースなしで使えることで人気のふとん乾燥機シリーズ。今回のモデルチェンジで、従来機からの風量アップと本体のコンパクト化を実現した。
ファンからの風が効率よくふとんへと送られるように、風の流れる経路や吹き出し口の構造を刷新。それに合わせ、風を生み出す心臓部・ツインファンの設計を見直した。結果として、風量が約30%アップし、従来品(RF-EA20型)ではシングルサイズのふとん乾燥に60分かかっていたところ、新製品では35分で乾燥することが可能になった。さらに、従来品では選択できなかったダブルサイズのふとんにも使用可能となり、80分で乾燥できるという。
また、6段階に調整できる角度調整ノズルにより、吹き出し口の角度を変えることで、アタッチメントを取り付けなくても、急いで乾かしたい衣類や靴の乾燥も行える。「ふとん乾燥」、「衣類・靴乾燥」のほか、冬場にふとんの中を温める「ふとんあたため」コースを搭載。ふとんを50℃以上に暖める「ダニ対策」コースも選べる。
掛けふとんが本体操作部分にかぶさった時にブザーで知らせ、運転を停止して本体の温度上昇を防ぐ「ふとん検知センサー」を搭載。本体のヒーター部は鋼板部品でカバーすることで、大人が誤って踏んでも耐えられるなど、安全面にも配慮した設計になっている。
そのほか、ふとん乾燥機を毎日使用することを想定し、本体構造を見直してコンパクト化。本体サイズがW23cm×D15cm×H36cm、重さが約3.8kgと、ベッドサイドの収納スペースなどにも置きやすいサイズになった。本体色はベーシックなホワイトと、シックなグレーのを用意し、インテリアに合わせて選択できるよう2色展開となっている。