モデル・女優の佐々木希が、9月2日に発売される女性グラビア週刊誌『anan』2215号の表紙および中面ロングインタビューに登場する。
撮影当日はリラックスした表情の中で、ふわりと舞う裾が優美な透け感ドレス、ポップなブラトップ&ショートパンツのヘルシーなスタイル、肩から腰にかけての柔らかなボディラインに沿う艶やかなミニドレスなど、テイストの異なる5つのコーディネートを見事に着こなし、大人の女性の持つ多面体の魅力を見事に表現。
「雑誌の撮影は本当に久しぶり。だから密かに、結構気合を入れて体を整えてきました(笑)」という言葉の通り、すらりと伸びた脚、すべやかな背中、薄く割れた腹筋など、身につけた衣装からのぞかせるその体は、女性らしい柔らかさと、そぎ落とされたしなやかを併せ持つ美しさ――。スタッフからの、感嘆と羨望が入り混じる歓声が上がった。
撮影後に行われたインタビューでは、特集テーマ「心とカラダの整え方」に沿って、コロナ禍の中、食事、運動、服選びなど、生活リズムを整えるために心がけていることからスタート。心の整え方についての話の中では、デビュー当時、次から次へと舞い込んでくる仕事に対して前向きになれなかったこと、そこから考えを改めるようになれたきっかけ、さらには、話題は普段は語ることがないという佐々木のプライベートにまで及ぶ。
インタビュー時間は4時間。「仕事も家族も、愛を持って接するからこそ、いいものが生まれると信じています」。にこやかに、けれど、ひとつひとつ、丁寧に言葉を選びながら語った内容は、仕事仲間、スタッフ、家族、そして自分自身への惜しむことのない愛情にあふれており、インタビューチームも思わず感涙したという。
佐々木は「周りの方々にも、ハッピーで溢れていてほしいと思っています。家族もそうだし、仕事で会う人たちもそう。どうしたらそうなるのかな、と思ったときに、結局、“愛”なんだな、と気付きました。自分にも人にも、愛情を持つことが一番大事なんだと思います」と語る。
そして、「今回のことがあって、周りのみなさんに私はどれだけ愛されているのかが、本当によくわかった。その愛を実感してから、人に助けてもらってばかりじゃなく、私自身も変わらなきゃ、と、少しずつ前向きになれたような気がします。過去にとらわれて過ごすのは嫌だと思いました」と心境を告白。
さらに、「経験は、糧にしないともったいない。その一つとして、今回私が注いでもらったような愛情を、これから先、いろいろな人に返していきたいと思っています。私は、人の痛みや悲しみを理解し、寄り添える人になりたい。相手の言葉や感情に耳を傾け、話をする手伝いをするような、そんな人に憧れます」と話している。