アニメ『機動戦士ガンダム』より、ジオン公国軍のシャア・アズナブル大佐が搭乗した試作機「ジオング」が、ガンプラ「RG(リアルグレード)」で商品化されることが明らかになった。
「ジオング」は、劇中終盤で主人公アムロ・レイが駆る「ガンダム」と激闘を繰り広げた。サイコミュ・システムを搭載し、歩行ユニットの代わりにメイン・ロケット・モーターによる移動、さらに頭部の分離機構など、ビジュアルだけでなく性能面でもほかのモビルスーツと異なる、際立った個性を発揮していた。ジオン公国軍技官が、未完成とされたジオングを擁護した「あんなの飾りです。偉い人にはそれが分からんのですよ」というセリフはあまりにも有名だ。
今回商品化する「RG(リアルグレード)」は、「本物であること」を追求し、緻密なパーツ構成や質感表現の実現を目指すバンダイスピリッツのプラモデルブランド。「もし実際にモビルスーツが存在したら…」という想像力が1/144スケールに詰め込まれた人気ブランドでの商品化に、ファンからは早くも喜びの声が上がっている。詳細などは後日発表されるという。
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