パーソルキャリアは8月20日、「doda 転職求人倍率レポート」を発表した。7月の転職求人倍率をまとめたもので、同数値はホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表し、転職希望者1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数となる。
まず、7月の転職求人倍率は、前月比-0.05ポイントの1.61倍となり、求人数は前月比96.1%、前年同月比68.7%となった。また、転職希望者数は前月比98.9%、前年同月比105.7%となっている。
そして業種別では「その他」を除く8業種のうち「金融」(前月比102.8%)のみ求人数が増加、職種別では「専門職」(前月比103.8%)のみ求人数が増加している。
専門職だけが求人数を増やしていることについて、「業務改革コンサルタントや戦略・経営コンサルタントの募集が新しく始まり、コロナをきっかけに従業員の働き方を変えようとしている企業が増えている」と、doda編集長の喜多恭子氏はコメントする。