歌手の氷川きよしが20日、都内で行われた「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'19/第25回AMDアワード」授賞式に登壇。優れたデジタルコンテンツ等の制作者を表彰する同アワードで、2017年に発売した楽曲「限界突破×サバイバー」が優秀賞およびAMD理事長賞を受賞した。
氷川は「このような素晴らしい賞をいただきまして、感謝の気持ちでいっぱいでございます」と喜び、「新しい氷川きよしのドアを開けられたような気持ちで、もっと自分の個性とか自分が持っているものを表現して、自由に音楽を楽しんでいきたいという気持ちになりました」と同楽曲による心境の変化を語った。
授賞式後の囲み取材でも、「これまで自分の型にはめてそこからはみ出さないように表現していかないといけないと思っていたんですけど、自分の生き方や自分らしさ、個性を、これからの人生出して表現していきたいなと。一人一人が個性を大事に輝ける時代になればいいなと思っています」と熱く語った。
今月28日から東京・明治座で特別公演「限界突破の七変化 恋之介旅日記」に挑む氷川。「今稽古中で、みんな全員マスクとフェイスシールドしてやっているんですけど、呼吸が大変で」と話し、「奇跡的に1カ月公演が終えられたらいいなって思っていますし、ショーを観て励みになる方がいたら」と願った。
そして、「限界を突破して七変化するんです」と説明。「あんな格好、こんな格好します。前からやりたかったこと、お衣装を着るんですけど、いよいよ私の正体がバレます」と笑った。さらに、「ずっと公演できてなかったのでありがたいなと思って。泣いちゃうかもしれないですね。みなさんに力を貸してもらって感動的な公演にしたいと思います」と意気込みを語った。