放送批評懇談会は20日、「2020年7月度ギャラクシー賞月間賞」を発表した。テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「ストリートビューでオンライン撮り鉄! 偶然鉄道フォトコンテスト」(6月26日、7月3日放送)などの番組が選定されている。

  • 『タモリ倶楽部』の「ストリートビューでオンライン撮り鉄! 偶然鉄道フォトコンテスト」が「2020年7月度ギャラクシー賞月間賞」に選出(写真はイメージ)

日本の放送文化の質的な向上を願い、テレビ・ラジオの番組および関係者を顕彰する「ギャラクシー賞」。テレビ部門では活動の一環として、毎月、自主的に番組を推奨する「月間賞」を選定している。この日常視聴にもとづく「月間賞」と、各社からの応募作品をあわせて審査を重ね、毎年の受賞作を決定するという。

2020年7月度の「月間賞」に選定された番組のうち、『タモリ倶楽部』の「ストリートビューでオンライン撮り鉄! 偶然鉄道フォトコンテスト」について、新型コロナウイルス感染症の影響でどこにも行けない状況を逆手に取り、Googleのストリートビューで偶然映った電車を探し出す「グー鉄」なるジャンルを開拓したことを評価。「ネット映像に映る光や時刻表から推理し、地図上の電車を探してカーソルを走らせるスリルは意外とワクワクさせられた」とコメントを寄せている。

なお、2020年7月度は『タモリ倶楽部』をはじめ、YouTubeから進出し活躍するフワちゃん(テレビ朝日系『徹子の部屋』、TBS系『水曜日のダウンタウンSP』に出演)も「月間賞」に。その他、『BS1 スペシャル「レバノンからのSOS ~コロナ禍追いつめられるシリア難民~」』『ドラマ&ドキュメント「不要不急の銀河」』(ともにNHK)が選定された。

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