歌手の氷川きよしが20日、都内で行われた「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'19/第25回AMDアワード」授賞式に登壇した。
優れたデジタルコンテンツ等の制作者を表彰する同アワード。2017年に発売された氷川の楽曲「限界突破×サバイバー」が優秀賞、そしてAMD理事長賞を受賞した。
フジテレビ系アニメ『ドラゴンボール超』の主題歌に演歌歌手の氷川が挑んだ同楽曲。「圧倒的な歌唱力で見せた『限界突破×サバイバー』は、『ドラゴンボール超』の世界観を表現したとして感動を与えた。挑戦する姿勢、作品としての完成度、そしてエンターテインメント業界に大きな刺激を与えた実績を高く評価する」との理由で受賞した。
ステージ上で表彰状などを受け取った氷川は、「このような素晴らしい賞をいただきまして、感謝の気持ちでいっぱいでございます」とあいさつ。「昨年、スタッフの方からツイッターで『限界突破×サバイバー』がバズっていると聞きまして、『なんですか? ズバッてるって』と言うくらいあまりよくわからなかったんですけど、ずいぶん多くのみなさまが好きになってくださって、新しい氷川きよしのドアを開けられたような気持ちで、もっと自分の個性とか自分が持っているものを表現して、自由に音楽を楽しんでいきたいという気持ちになりました」と語り、「またこれからも氷川きよしらしく輝いて歌っていきたいと思います」と決意を新たにした。