JVCケンウッドは、大口径16cmツインウーハーと合計60Wのハイパワーアンプを組み合わせて、迫力の大音量と重低音サウンドを実現したというオールインワンポータブルシステム「RV-NB250BT」を発表した。8月下旬の発売を予定しており、価格はオープンプライス。市場想定価格は40,000円(税別)を見込む。

  • JVC、大口径16cmツインウーハーを搭載するパワードウーハーCDシステム「RV-NB250BT」

    JVC「RV-NB250BT」

RV-NB250BTは、CD/ラジオ/USBメモリ/Bluetoothなど、さまざまな音楽ソースを1台で再生できるオールインワンポータブルシステムを謳う、バッテリー内蔵のポータブルスピーカー。同社が"重低音×タフボディ"で訴求するイヤホンやヘッドホンのブランド「XX(XTREME XPLOSIVES)」として、初めてのスピーカー製品となる。

本体の両側面に水平対向配置する大口径16cmウーハーと、正面に配置する10cm径フルレンジスピーカーを、合計60Wの高出力を誇る強力な4chハイパワーアンプで駆動し、大迫力の重低音を実現。スピーカーユニットを収めるボディにチューブ構造を採用し、不要な振動を抑制して重低音を引き締めたという。

  • 両サイドに16cm径ウーハーを搭載

また、さまざまな音楽ソースの入力に対応する点も特徴。CD、ラジオ、MP3ファイルを保存したUSBメモリー、Bluetoothから音声を入力して再生できる他、ミキシング可能なマイク入力とギター入力端子を搭載。カラオケ用途に向くマイクエコーも利用できる。

またボディには前面には7色/4モードを選択できるライトエフェクトを搭載し、光の演出を楽しめる。防水防塵には対応しない。

  • 全幅は約70cm、重さは約8kgと大きい

本体の仕様として、音声入出力にAUX IN(3.5mmステレオミニ)、マイク入力(6.3mmモノラル標準)、ギター入力(6.3mmモノラル標準)、ヘッドホン出力(3.5mmステレオミニ)、MP3ファイルを保存したUSBメモリ用の端子を1つずつ搭載。音楽CD再生用の光学ドライブを備える。76.0MHz~95.0MHzに対応するワイドDMチューナーを備え、周波数は最大30局をプリセットして保存可能。Bluetooth 5.0に準拠し、A2DPとAVRCPプロファイルとSBCコーデックに対応する。

本体に内蔵する充電式電池(BN-R5001)を用いて最大約14時間使用でき、充電時間は約5時間。AC100V電源も使用できる。本体サイズはW696×H261.1×D265mmで、重さは8kg。製品にはリモコンと、リモコン用単4乾電池、AC電源ケーブルと、肩にかけて持ち運ぶためのショルダーベルトが付属する。