ダイニチ工業は8月18日、広い空間向けのパワフルなハイブリッド式加湿器「LXシリーズ」に、新機能「おやすみ快適」を搭載した新モデルを発表した。適用床面積がプレハブ洋室27畳までの「HD-LX1020」と、プレハブ洋室33畳までの「HD-LX1220」をラインナップ。カラーは両製品ともサンドホワイトとモスグレーの2色。
LXシリーズは高い加湿能力で人気のハイブリッド式加湿器。HD-LX1220の場合、1,200mL/hの加湿能力がある。従来モデルでも就寝時を想定した「おやすみ加湿」機能を搭載していたが、新モデルでは「おやすみ快適」に進化した。
両機能とも、ボタンを押して1時間は最小運転音で運転し、その後に設定湿度まで加湿するという運転モード。従来の「おやすみ加湿」は設定温度を50%固定だったのに対し、新「おやすみ快適」では50%、60%、70%から選べるようになった。
LXシリーズのユーザーアンケートの結果、就寝時に湿度設定できるモード(標準・静音・eco)を使用している人の約半数が、60%あるいは70%の湿度設定を選んでいることから、おやすみ快適が新たに搭載されたという。
従来モデルで好評だった特徴的な機能は健在。たとえば、トレイ本体に水アカや汚れが付着するのを防ぎ、汚れたらカバーを取り換えるだけの「カンタン取替えトレイカバー」や、両手でしっかりタンクを持てる「タンクWとって」などだ。
両製品とも本体サイズは幅390×奥行245×高さ405mm、重さは約6.4kg、タンク容量は7L。HD-LX1020は最大加湿量が標準運転時で960mL/h、ターボ時は1100mL/h。運転音は標準時で13~34dB。おやすみ快適時で13~27dB。
HD-LX1220は、最大加湿量が標準運転時で1200mL/h、ターボ時は1300mL/h。運転音は標準時で13~34dB。おやすみ快適時で13~27dBとなる。