きょう18日に放送されるカンテレ・フジテレビ系ドキュメンタリー番組『セブンルール』(毎週火曜23:00~)では、50年以上も愛されるアイス「ブラックモンブラン」の歴史を受け継ぐ竹下製菓5代目社長・竹下真由さんに密着する。
当たりつきのご当地アイス「ブラックモンブラン」は、50年以上愛され、累計販売数は10億本以上で、九州のソウルフードと呼ばれるまでになった。このアイスを生み出したのが、佐賀県にある竹下製菓だ。
81年、竹下家の一人娘として生まれた真由さんは高校卒業後、将来家業を継ぐために大学で経営工学を専攻した。卒業後、自分の力を試したくて東京のコンサルタント会社に4年勤務。そこで東京から優秀な婿養子を連れて佐賀に帰る計画を立て、見事に同期の男性と結婚した。29歳で佐賀に戻り、竹下製菓に入社。34歳の若さで5代目の社長に就任した。
一見すると、順風満帆な人生だが、「ブラックモンブラン一辺倒では、いつかは廃れてしまうかもしれない」という危機感が常にあるという。
先月、九州で記録的な豪雨が発生した。アイスは雨が天敵で、雨が降ると売れない。また、佐賀駅前のホテルも経営しているが、昨今のコロナ禍の影響で大赤字になった。それでも真由さんは、前向きに商品開発のヒントを得るべく目を光らせる。「ブラックモンブランが頑張ってくれているうちに次のチャレンジをして種まきをしたい」と、常に新たな挑戦をし続ける、彼女の7つのルールとは…。
スタジオでは出演者たちが「ブラックモンブラン」を実食。長崎出身の長濱ねるは「子どもの頃からアイスと言えば“ブラックモンブラン”でした」と語り、上京後は、なかなか食べられなくなったその味を懐かしそうに楽しむ。
一方、その横で食べていた尾崎世界観のアイスがなんと“当たり棒”。スタジオは盛り上がりを見せる。さらに「“大ヒット”の後は、すべてが難しい」と話す本谷有希子とYOUに、尾崎が発した言葉でスタジオに笑いが起こる。