MMD研究所(MMDLabo運営)はこのほど、「マイナンバーカードとマイナポイントに関する調査」の結果を発表した。スマートフォン向けインターネットリサーチサービス「スマートアンサー」(コロプラ運営)との共同調査第33弾。調査期間は2020年7月21~27日、調査対象はスマートフォンを保有する18~69歳の個人で、有効回答は5,353人。
マイナポイントの利用意向は29.9%
顔写真付きのマイナンバーカードの所有について尋ねると、過半数の59.6%が「マイナンバーカードを持っていない」と回答。他方、「顔写真付きのマイナンバーカードを持っている」は27.7%、「現在、受け取りの申請をしている」は7.2%、「わからない」は5.5%となった。
マイナンバーカードを作った理由を聞くと、所有している人は、「身分証明書として使えるから」が39.9%でトップ。申請中の人は、「マイナポイントで買い物したいから」が59.3%で最多となった。
マイナポイントの認知度は83.1%。申し込み状況については、「申し込んだ」が23.9%、「申し込んでいないが、今後申し込む予定がある」が46.3%、「申し込んでもおらず、今後申し込む予定もない」が29.8%との結果に。うち申し込んだ人が設定した決済サービスは、1位「PayPay」(20.3%)、「楽天カード」(12.8%)、3位「WAON」(12.3%)となった。
マイナポイントについて、「聞いたことはあるが、内容は把握していない」「聞いたことがない/わからない」と答えた人に、内容を説明した上で利用意向を問うと、29.9%が「利用したい」と回答。また、マイナポイント利用意向者が設定したいキャッシュレス決済は、1位「PayPay」(24.5%)、2位「楽天カード」(14.5%)、3位「au PAY」(6.7%)となった。