お笑い芸人の有吉弘行が、16日に放送されたラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN/毎週日曜20:00~)で、8月10日に亡くなった渡哲也さんとの思い出を語った。

有吉弘行

有吉は「渡哲也さんはね、俺が猿岩石でヒッチハイクで旅してるときに、石原プロから日テレに連絡が入って、『渡が、頑張っている2人に救援物資を送ってやりたいから今どこにいるか教えてくれないか。ヘリコプターか飛行機で、上から救援物資を落としてやるから。おはぎでも送ってやりたいから』って連絡くれて。さすがに日テレサイドも『厳しい旅をしている2人なんで、ありがたいけどお断りさせていただきます』ってことだったんだけど。すごい男気のエピソード」と明かした。

続けて「旅終わってからよく頑張ったなということで、石原プロの忘年会か新年会に呼んでもらって。パーティが終わって、渡さんに『鮭1本持って帰れ』って」と語り、「『冷蔵庫入んねえよ、どうしようかな』と思いながらも、ありがたく持って帰ってさ、めちゃめちゃ小分けにして鮭入れた覚えがあるのよ」と振り返った。

さらに、「その後も、番組で『応援してたんだよ』って出てくれて、渡さんとプリクラ一緒に撮ったりな。そのときも、お仕立券とスーツの生地をもらって、『これで良いスーツつくってください』って。ありがたくてさ」と渡さんとのエピソードを紹介した有吉。

また、「あとは渡さんのモノマネで結構いじらせてもらって、そのときも『ありがたいですね。どんどん頑張ってください』ってまたメッセージをもらったりして」と話し、「だから残念ですけども。そういう人になりたいわ、私もね」と述べていた。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。