俳優の浜野謙太が、カンテレ・フジテレビ系ドラマ『DIVER―特殊潜入班―』(9月22日スタート、毎週火曜21:00~)に出演することが17日、明らかになった。
福士蒼汰が“最凶”の潜入捜査官を演じる同ドラマ。浜野は、極秘で結成された「潜入捜査チーム(通称・D班)」のメンバーである宮永壮一役を演じる。
浜野は、左椎骨動脈解離による血流障害で入院していたが、まもなく撮影現場に復帰予定。「兵悟(福士)とはノリも育ちも性格も違いますが、ポリシーや自負を超えた、ただただ集中した地点=“ゾーン”で一緒になれる仲間だと思います。一部、D班のメンバーと結託するところはあったとしても、それ以外のノリが合わない、どこかウザい感じが出たらなと思っています」と意気込んでいる。
ほかにも、D班メンバーの皆本麗子役で、片瀬那奈。女性初の兵庫県警本部長・阿久津洋子(りょう)にこびを売り、部下である伊達直哉(安藤政信)で、強気にふるまう組織犯罪対策課課長の鏡光一役で正名僕蔵。同じく組織犯罪対策課の若手刑事・大山崇役で、関西を拠点に活動する劇団Patchの中山義紘の出演が決定した。中山は、民放の全国ネット連ドラにレギュラー出演するのは初となる。
片瀬は「D班は、命の危険と隣り合わせの捜査ばかりなので、D班の医者としての役割として、負傷したときの治療はもちろん、心のケアもするようなチームのお母さんでいようと心がけています」とコメント。
正名は「今回のドラマでは、私が一番ガチャガチャした役かもしれないですね。手のひら返しをする中間管理職のズルさ、そうせざるを得ない悲哀みたいなものを面白がっていただければと思います」、中山は「火9ドラマに出演できることが本当にうれしいです! 安藤さんも正名さんも、すごく熱のある方々ばかりで、刺激を受けています」と話している。