16日放送(21:00~)のドキュメンタリー番組『NHKスペシャル アウシュビッツ 死者たちの告白』(NHK総合)では、アウシュビッツ強制収容所ガス室跡から発見されたメモの謎に迫る。

  • ユダヤ人の特殊部隊「ゾンダーコマンド」と3人が書いたメモ 写真=NHK提供

第二次世界大戦中、ユダヤ人の大量虐殺が行われたアウシュビッツ強制収容所。そのガス室跡の地中から、“謎のメモ”が見つかる。最新技術で解読したところ、同胞をガス室へ誘導する役割や死体処理などを担ったユダヤ人特殊部隊「ゾンダーコマンド」のメンバーが書いていたことが分かった。

人類史上類を見ない大量虐殺の陰で、“裏切り者”と呼ばれた男たち。その密室の中では何が行われていたのか。

解読されたメモを元にガス室の内部を再現。そこでの分業体制や彼らが見た「密室の真実」、そして“死者たちの告白”を今井朋彦、大場泰正、毎熊克哉の朗読で浮かび上がらせる。

  • メモの解析作業

  • アウシュビッツ強制収容所“死の門”

  • アウシュビッツ強制収容所のガス室