映画『糸』×LINE LIVE 「糸」カラオケオーディションファイナリスト審査が15日に行われ、菅田将暉、小松菜奈、亀田誠治(音楽プロデューサー)が登場した。
同作は、中島みゆきの名曲「糸」をモチーフにしたオリジナル作。「糸」の歌詞を元に、平成元年に生まれた男女2人が、令和を迎える31年間の中で、出逢い、別れ、そして平成の終わりに再びめぐり逢うまでの18年間を描く。
3度目の共演となったが、パワーアップした点を聞かれると、菅田は小松について「方々で言ってるけど、差し入れ力。現場において差し入れって大事なんですよ。初めて会った時は10代とかで、自分のことだけで精一杯なんですけど、今回は俯瞰に見た視点を持ってた」と称賛する。
一方、小松は菅田について「菅田さんは昔からキモが座ってる、あたふたしないんですよ」と紹介する。「そんなことない」と言う菅田に、小松が「しないよ!」と返すと、菅田は「そう? あなたが現場でトンボを捕まえてみた時『おおっ』て……」とエピソードを披露。小松は「素手で捕まえられますよ」とにやりとして見せた。
小松はさらに「子供にも好かれてたし、動物にすごい好かれるんですよ! なんかむかつくなと思って」と指摘し、菅田は「なんでやねん!」と和気藹々とした様子。菅田は「映画の現場において動物ってすごい大事なんですよ。素敵なリズムの時って動物が近づいたり魚が跳ねたりする」と説明し、小松が「餌とか落としてない!?」と聞くと、「寄ってくるんだよ」と答えていた。
オーディションでは、石塚利彦、久保侑大、いさな、加藤梨菜、下北姫菜、U-keyの6名が主題歌の「糸」を歌い、視聴者の投票でU-keyが優勝した。菅田は「嬉しかったですね。あったかい人たちが集まってくれたんだなという感じがしました。この映画の持ってるパワーのような気もするし、皆さんのおかげだな」と感謝する。小松は「生で聞きたかったな。すごくよかった。画面上でも一人ひとりのパワーや個性と、素敵な『糸』が私たちの胸に届きました」と感想を述べた。