俳優・長谷川博己が主演を務めるNHK大河ドラマ『麒麟がくる』(毎週日曜20:00~)の新たな出演者が14日、発表され、坂東玉三郎、陣内孝則、片岡鶴太郎、春風亭小朝、駿河太郎、小籔千豊、手塚とおる、井本彩花、金井浩人、一ノ瀬颯の出演が明らかになった。
坂東玉三郎は正親町天皇、陣内孝則は今井宗久、片岡鶴太郎は摂津晴門、春風亭小朝は覚恕法親王、駿河太郎は筒井順慶、小籔千豊は二条晴良、手塚とおるは朝倉景鏡、井本彩花はお市、金井浩人は浅井長政、一ノ瀬颯は足利義栄を演じる。坂東、小籔、手塚、井本、一ノ瀬は大河初出演となる。
坂東は「今回初めてNHK大河ドラマの『麒麟がくる』に出演させていただきます。大変恐れ多いことなのですが、お役は『正親町天皇』を演じさせていただきます。私は大河ドラマの映像の中に出演させていただくのは初めてなので大変緊張しております。出演者の皆様は映像に慣れている方々なので、その中で私がどんな役作りができるのかということを今考えている最中でございます。一生懸命務めさせていただきます」とコメントしている。
大河ドラマ第59作となる『麒麟がくる』は、戦国初期の戦乱の中、各地の英傑が天下を狙う一大叙事詩。大河ドラマとしては初めて智将・明智光秀(長谷川)を主役とし、その謎めいた前半生に光を当てながら、彼の生涯を中心に戦国英傑たちの運命の行く末を描く。新型コロナウイルスの影響で、放送は6月7日の第21回をもって一時休止し、8月30日に再開する。