映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(7月23日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が13日に都内で行われ、長澤まさみ、東出昌大、小日向文世(リモート)、関水渚、ジャッキーちゃん、田中亮監督が登場した。

  • 長澤まさみ

    長澤まさみ

同作は脚本家・古沢良太によるオリジナル作で、コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)が、毎回さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる。『プリンセス編』のオサカナ(=ターゲット)は世界有数の大富豪一族・フウ家で、関水渚、ビビアン・スー、白濱亜嵐、古川雄大、柴田恭兵、北大路欣也ら新キャストに加え、ドラマシリーズからも竹内結子、三浦春馬、広末涼子、江口洋介らが出演する。

現在、観客動員170万人・興行収入23億円突破と、前作(29.7億円)を上回る勢いのヒットとなっている同作。「何が本当で何が嘘かわからない話」をテーマに、本当かどうかわからない話をするというトークを行なったが、長澤が「映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』製作決定!」と話すと、キャスト陣も驚きで逆にリアクションを取れずに困惑してしまう。さらにリモートで小日向が登場し、「英雄編って何? どういうこと?」と疑問を示しつつ、「みなさんが応援してくださるおかげで、コンフィデンスマンチームは、しばらく不滅です」と宣言する。

長澤が改めてくす玉を割ると「コンフィデンスマンJP 第3弾 製作決定!」という文字が出てきて、東出は「あ、やるんだ!? 本当に驚くと人ってこういう状態になるんですね」としみじみ。小手は「何よりシリーズが続くこと自体が本当に嬉しいですから、本当に出れなくてもいいです」と謙虚に心境を表す。関水は「出たいです〜! お願いしまーす!」と大声で製作陣にアピールした。

海外に行きたくないという小日向は「とにかくやっぱり第3弾が嬉しいですよね。同じシリーズ3本目は経験がないので、それ自体が光栄。僕は僕だけ国内で参加しても文句言いませんから」「CGとかワイヤーとかならスタジオで撮影できる」と、国内での撮影をアピールする。このサプライズ発表という形に、長澤は「『聞きたいですか?』と聞かれて、『聞かなくていいです』と言った」と、実は本人も"何を発表するのか"はステージ上で知ったようで、「2本立ての映画にしたい。英雄編と、五十嵐編、みたいな。そういうのもちょっと面白そう」と希望していた。

現在撮影地、撮影時期、公開日は未定となっているものの、『プリンセス編』の登場人物がキーパーソンになり、伏線はすでに始まっているとの情報も。しかし「本当に第3弾は製作されるのか、このタイトルは正しいのか、これもダー子が仕掛ける壮大な"詐欺"ではないのか」と製作サイドの謎を煽るようなコメントも到着した。