アイドルグループの乃木坂46が、日本テレビ系『第40回全国高等学校クイズ選手権(高校生クイズ)』(放送日調整中)のメインサポーターを務めることが決定した。これで、5年連続の登板となる。

  • (前列左から)秋元真夏、齋藤飛鳥、遠藤さくら (後列左から)久保史緒里、高山一実、賀喜遥香=日本テレビ提供

今年も「地頭力」をテーマに、知識だけでは解けない発想力や想像力が試される問題を出題。さらに、ひらめきや発想を重視して、誰でも楽しめるクイズを予定している。

エントリーは、きょう11日から10月20日まで。11月3日の「全国どこでもスマホ一斉予選」では、乃木坂46のパフォーマンスの生配信や生電話イベントも企画されている。

11月15日の全国大会の1回戦は、安全面に配慮して全国の高校生たちとスタジオをリモート中継して収録。同21日・22日に2回戦から決勝まで行われる予定だ。

乃木坂46メンバーのコメントは、以下のとおり。

――5年連続の番組メインサポーターに就任されたお気持ちは?

秋元真夏:5年前を思うと、私たち乃木坂46のメンバーも変わっていますし、当時の高校生たちも大学生、社会人になっていて…そう考えるととても長い月日を『高校生クイズ』と共に過ごしてきたことを実感します。1年に1度の『高校生クイズ』が、私にとっての恒例行事にもなっているので、毎年常に楽しみです。

齋藤飛鳥:「今日から高校生クイズのお仕事が始まるのか…」と、今朝改めて実感し、5年も務めさせていただけていることもすごく光栄に思います。応援の一環として毎年曲を披露させていただくのですが、たまたま自分がセンターの曲と『高校生クイズ』の時期が被ることが多く、そういった意味でも毎年思い出に残るイベントです。

賀喜遥香:スタジオ収録に参加させていただくのは今回が初めてですが、高校生のみなさんが仲間とともに戦い、感動する「青春感」をテレビでずっと見てきたので、今年は間近で応援できたり、一緒に思い出を共有できるのがすごくうれしいので頑張りたいです。

――今年の高校生クイズは予選を3人バラバラで参加したり、全国大会も1回戦はリモートで行うそうですが、新たな日常における番組サポーターとしてどのように参加したいですか?

秋元:日常と同様、『高校生クイズ』にも“リモート”という新しい形が取り入れられますが、画面越しでもしっかりと熱が伝わるよう、ギアを1段階あげて応援したいと思っていますし、このような状況で気分が落ち込んでいる人たちに少しでも明るい気持ちになってもらえるよう頑張りたいです。

遠藤さくら:リモート形式が初めてでどうなるかわからないですが、画面を通してでもわたしたちの熱い応援が届けられればいいなと思っていますので精いっぱい頑張りたいです。

――夏休みの青春の1ページから、11月の開催と時期が変更となりましたが、二度とない高校生活における大事な仲間との思いで作りの場。自らの青春時代と重ねてみてどうですか?

高山一実:最近学生の頃の友達と「脱出ゲーム」や「謎解きゲーム」に参加したりするんですが、そこで初めて友達がクイズが得意だったことに気づいて…もっと早く知っていたら絶対『高校生クイズ』に参加してたのに!って悔しくて…(笑)。秋の開催にはなりましたが、誰でもどこからでも参加できるリモート形式の大会ですので、大人になってから後悔しないよう、ぜひ気軽な気持ちで参加してほしいです。

賀喜:これまでの夏はお祭りとかプールとか夏期講習とか「思い出の渋滞」でしたが、今年は夏の思い出作りもなかなか難しくなっていると思います。秋は団結してみんなで燃えて何かをやり遂げる、というのはなかなかなかったので、今年は秋に燃えたいですね!

遠藤:乃木坂に入る前、高校生の頃は吹奏楽部に入っていて夏にも冬にもコンクールがあったので、季節を通して思い出があります。今ふりかえってもいい思い出だったので、この秋に開催される高校生クイズでも、みんなで何か良い思い出を作ってほしいです。

――テーマでもある「地頭力」について、自らの地頭力をどうみていますか?

秋元:最近は衣装靴のまま帰ってしまいそうになったり、2択問題も大体勘が外れて不正解になったりと、キャプテンなんですが、全然地頭力はないと思います…。だからこそ、ひらめきで戦う高校生たちがすごくかっこよく、毎回尊敬の眼差しで応援させていただいております。

齋藤:地頭力があると思われたいので、ある風を装うのには自信がありますが、実際は全然です…(笑)。5年間メインサポーターとして応援させていただいていると「やっぱり頭の作りが違う!」と驚かされることばかりですので、今年はどんな風に驚かされるのか、今から楽しみです。

――リモート参加とはいえ本番は緊張するもの。緊張感のほぐし方を自らのステージ経験などから教えてください。

賀喜:まだほぐし方を見つけている途中です。人前に立つことが多いんですけど私は緊張しているのがめちゃめちゃ出るタイプ。そういう人はやっぱり自分の中だけじゃどうにもできないから3人1組、仲間と一緒に話したりすることですかね。

遠藤:私も緊張はほぐれないタイプなので、緊張したまま出ちゃうことがほとんどで。でも逆に緊張して出た方がなんだか私は追い詰められたら「何かやらなきゃと思って、逆にできるタイプかな」って最近気づきました。ガチガチのまま立ってどうしようと思った瞬間に、それでも何か本領が発揮できるかもしれないので。

――去年はいろんな大逆転や感動のドラマがありましたが、今年はどんな戦いが見られそうですか?

高山:リモートになり、これまで以上に参加のハードルが下がっているので、「謎解き検定1級です!」みたいな、これまでとは違った看板を持つ、新しい個性を持った出場者が出てきたら面白いんじゃないかと思っています。

久保史緒里:私は全試合を直接観させていただいたのですが、1年生洛北高校さんが優勝されたときにAICJの1個上の子たちが「来年絶対にまだ戻ってくる」って言ってたのがすごく印象的で、残念ながら敗退されちゃったチームの皆さんも口々に「来年また戻ってきます」とか言ってたりしたのがかっこいいなと。高校生同士の再会っていうのも楽しみですし、逆に今年初めて参加する皆さんの対策も高校によって違うと思うのでその両方が合わさった時にいろんな意見、戦い方が出てきて、本当にカラフルな戦いが見られるんじゃないかなと思います。

――まだまだコロナ感染が収束しませんが、ご自身はどのように日常を過ごしていますか? リモートの楽しみ方はありますか?

秋元:いつも会っていた友達となかなか会えないですが、リモートで電話したり、ゲームしたり、お酒飲んだりと、できる限りのコミュニケーションを取るようにしています。

齋藤:ひとりでいることが多く、私ってこんなに独り言が多いんだ…と思うほど独り言を言っています…(笑)。ある意味、このような環境だからこそ気づけた新しい自分でした…(笑)

――現役高校生たちへのエールをお願いします

齋藤:今年は開催されないのかな…と思っていたので、皆さんと同じくらい、今年開催されること自体がとてもうれしいです。家にこもっていて頭が固くなってしまっている気がするので、高校生の皆さんと一緒にクイズを楽しみながら頭の体操ができたらなと思っています。ぜひ一緒に『高校生クイズ』で盛り上がりましょう!

久保:やりたかったこと、学校の行事などがなくなってしまった方々が多いと思うんですけど、高校生クイズは誰でも、スマホで簡単に3人1組で参加ができるのでぜひこの機会にちょっとでも興味を持ったら挑戦していただきたいなと思いますし、この思い出が一生の思い出に変わる瞬間がきっと訪れると思うので、ぜひ参加してほしいなと思います。我々もしっかり応援したいなと思っています。