JR九州の佐世保駅にて、8月8日から一部列車ののりばが変更となった。5・6番のりばを使用する列車がなくなり、改札口などで「2020年8月8日(土)より、5番のりば、6番のりばを着発する列車はございません」と案内されている。
JR佐世保線の終点であり、松浦鉄道西九州線と接続する佐世保駅は、2001(平成13)年から高架駅に。JR佐世保線は3面6線(1番のりばのみ行き止まり式)、松浦鉄道西九州線は1面2線(行き止まり式)のホームを有し、過去には両路線を直通する列車も設定されていたが、現在はすべての列車が佐世保駅発着で運転されている。
現在、佐世保駅から早岐方面へは、博多行の特急「みどり」(早岐~佐世保間は乗車券のみで乗車可能)、長崎行の快速・区間快速「シーサイドライナー」がそれぞれ毎時1本程度発車するほか、朝および夕夜間の時間帯に普通列車が発車。今年3月の時点で、佐世保駅を5~6時台に発車する普通列車3本と、18時台以降に発車する列車6本(うち1本は「シーサイドライナー」、他は普通列車)が5・6番のりばを使用していた。
8月8日以降、佐世保線の列車はすべて佐世保駅の1~4番のりばから発車。5・6番のりばは閉鎖され、立入りもできないようになっていた。「2020年8月8日(土)より、5番のりば、6番のりばを着発する列車はございません」との案内が改札内と改札口付近に置かれ、みなと口側に設置された構内案内の図でも、使用されなくなった5・6番のりばに白テープが貼られてあった。