ストレスオフ・アライアンスは8月4日、共生力の高い市区町村を順位付けした「全国地域共生力ランキング」を発表した。全国14万人(20~69歳、男女7万人)に行ったインターネット調査「ココロの体力測定2019」を分析し、「心身活性度」「生活快適度」「地域公徳心度」「地域共創度」「地域愛着度」の5指標から地域共生力を算出した。調査期間は2019年3月6~18日。
地域共生力ランキング1位は「福岡県」
地域共生力ランキングの1位は「福岡県」(偏差値61.4)。「地域愛着度」「社会公徳心度」がともに全国1位、「生活快適度」が3位、「社会共創度」が4位と多くの項目で上位に入った。
2位は「東京都」(同57.7)で、「生活快適度」「社会共創度」が1位。3位は「熊本県」(同56.9)で、ストレス性疲労への対処力を示す「心身活力度」が3位に入った。
以下、4位「沖縄県」(同56.6)、5位「京都府」(同54.7)、6位「静岡県」(同54.4)、7位「福井県」・「鳥取県」(同54.2)、9位「島根県」(同54.1)、10位「奈良県」(同53.3)と続いた。
市区町村別(サンプル数100以上の310自治体、ローデータ解析)ランキングの1位は「文京区」(東京都、同62.1)。「地域愛着度」「社会共創度」がともに1位、「生活快適度」も2位と、5項目中3項目で高い偏差値を獲得した。
次いで、2位「鎌倉市」(神奈川県、同61.1)、3位「目黒区」(東京都、同57.7)、4位「渋谷区」(東京都、同55.7)、5位「大府市」(愛知県、同55.4)、6位「東広島市」(広島県、同54.1)、7位「稲城市」(東京都、同53.5)、8位「武蔵野市」(東京都、同53.5)、9位「刈谷市」(愛知県、同53.4)、10位「港区」(東京都、同53.4)と続いた。