JR東日本スタートアップとVILLAGE INC.は、群馬県の上越線土合駅にて、無人駅グランピング施設「DOAI VILLAGE」の宿泊施設開業に先立ち、8月8日に駅舎内喫茶「mogura」をオープンすると発表した。
駅舎内喫茶「mogura」は、かつて実際に利用されていた駅務室を改装したカフェスペースとして開業。きっぷうりばをそのまま利用した店のカウンターなどに当時の姿を見ることができ、普段なら入ることのない駅の内部で、ゆっくりと流れる時間を味わうことができる。
上越線土合駅を活用し、2020年2月から実施された地域活性化実証実験では、宿泊者だけでなく地元の人々も集まり、盛況だったという。「DOAI VILLAGE」の開業により、旅行者や登山者をはじめ、地元の人々も気軽に立ち寄れる交流の場を生み出し、地域の活性化をめざすとともに、無人駅の新たな価値を提供するとしている。
「mogura」は、駅舎から地下にあるホームまでの移動に10分もかかることから、「日本一のモグラ駅」として知られる上越線土合駅(群馬県利根郡みなかみ町湯檜曽)の駅舎内にオープン。11~18時に営業(不定休)し、メニューとしてコーヒーやクラフトビール、その他軽食を提供する。