女優の広末涼子と葵わかなが、NHK総合で放送される朗読ドラマ『リアルプリンセス』に出演することが6日、明らかになった。
本作は短編集『リアルプリンセス』(ポプラ社)が原作。世界中で愛されている名作童話「眠り姫」と「ラプンツェル」を題材に、8月21日と28日の2週にわたって放送される。
各回ストーリーテラーの朗読を軸に、切り絵やアニメーション、実写、そしてCGなどを融合した多彩なイメージ映像を使用。朗読とアニメーションを組み合わせた新しい手法で、今を生きる女性たち(=リアルプリンセス)のドラマに生まれ変わる。
8月21日(22:45~23:15)の放送では、童話「眠り姫」を題材に大山淳子氏の「夢のあと」(『リアルプリンセス』収録)を原作として、広末の朗読によってバリキャリ女子が真実の愛に気づく物語が描かれる。
8月28日(22:45~23:15)の放送では、童話「ラプンツェル」を題材に直木賞作家・島本理生氏の『ラプンツェルの思い出』(『リアルプリンセス』収録)を原作として、女子高生が少女から大人へと成長する物語が描かれる。葵は本作でストーリーテラーに加え、離島で暮らす女子高生・恵麻役、また本編の朗読も担当し、1人3役に挑戦する。
なお、42分版の総集編も9月8日(23:45~24:27)に放送される。
■広末涼子コメント
アニメーションで人間の表現できない世界観を、実写ではアニメでは伝えきれない感情部分を、それぞれが補って映像化できたらと期待しています。新しい技術と手法で眠り姫という皆さんに愛される童話が、現代的なドラマに姿を変えるリアルプリンセスご期待ください!
■葵わかなコメント
「朗読ドラマ」という未知のジャンルにとてもワクワクしました! ドラマで、朗読劇で、アニメで…。今まで見た事のないようなお話になるんじゃないか、と、参加できる事をすごく光栄に思いました。現代版に置き換えられたプリンセスの役ということで、親しみのあるラプンツェルを演じることができたのもとても嬉しかったです。色んなものが混ざり合った「現在」のラプンツェル。楽しみにしていただけると嬉しいです!
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