LINEリサーチはこのほど、「今年の夏休みの帰省事情」に関する調査結果を発表した。同調査は7月17日~19日日本全国の15~59歳の男女を対象に、スマートフォンWeb調査で実施したもの。
今年の夏休みに帰省するか尋ねたところ、44%が「実家に行く・滞在する予定」と回答した。男女別でみると、女性の方が帰省傾向が若干高めとなっている。
「電話(音声だけの帰省)」は15%、「LINEでメッセージを送る」は13%、「ビデオ通話をする」は8%だった。電話は40代以上で高めの傾向で、LINEは20・30代、ビデオ通話は30代が多かった。
実家に帰省する予定と回答した人からは、「同じ県内なので、車での移動です」(男性26歳)、「孫の顔を見せに行く。同じ県内だけど、コロナなどの不安もあるので、日帰りで」(女性35歳)、「実家には母一人なので、コロナ禍ではあるが、半年以上帰省していないし、お墓参りもあるので」(男性48歳)といったコメントが寄せられた。
電話やLINEをすると回答した人は、「感染者が多い地域に住んでいるので、年配の祖母がいる実家に帰省するのは気が引ける」(女性24歳)、「まだ長距離移動は不安があるので、帰るのはやめてLINEのみにする」(女性31歳)など、コロナ感染の不安や帰省先の家族に配慮するといった声が目立った。
「子供たちの元気な様子を親に見せようと思う」(女性37歳)、「子供が産まれたばかりなので顔を見せてあげたいが、移動は厳しそうだから」(男性35歳)、「親の顔をみるため」(男性37歳)といった理由で、ビデオ通話を選択した人も多かった。