ヒューマン・コネクトは8月5日、「副業」に関する調査結果を発表した。調査は7月10日~13日、全国の副業をしている会社員1,046名を対象にインターネットで行われた。
「現在どのような副業をしていますか?」と質問をしたところ、「時給型(アルバイトなど)」(34.6%)、「スキル型(スキルシェア、講習など)」(19.7%)、「タスク完結型(データ入力など継続しない単発の軽作業)」(18.9%)が上位に。
副業で月にどれぐらいの収入を得ているかを教えてもらったところ、「1万円~3万円未満」(25.0%)が最も多く、中には「100万円以上」(1.1%)を稼いでいる人も。また、「3万円~5万円未満」(17.5%)や「5万円~10万円未満」(13.7%)など、「月に1万円以上」稼いでいる人の割合は、合計で65%となった。
そこで、「副業で稼ぐために重要だと思うこと」を聞いたところ、「ハードルが低いものから始める」(49.7%)、「いきなり高収入を狙わない」(33.8%)、「自由な時間を増やす」(26.1%)、「専門的なスキルを活かす」(21.0%)が上位に。最初からどんどん稼いでいこうと目標金額に対して焦るのではなく、まずはハードルが低いものから始め、スキルを活かして地道にコツコツと続けていくことが重要であることがわかった。
次に、「副業で苦戦したこと」を聞いたところ、「副業にあてる時間の管理」(33.8%)、「収入を得るまでに時間がかかる」(28.4%)、「モチベーションの維持」(22.2%)が上位に。
一方、「副業をして良かったこと」については、「生活や気持ちに余裕ができる」(59.2%)が最も多く、次いで「持っているスキルが磨ける」(37.9%)、「新しいスキルが身に付く」(37.9%)と続いた。