Samsung Electronicsは8月5日、Android搭載タブレット「Galaxy Tab S7」シリーズを発表。スマートフォンのフラッグシップ「Galaxy Note20」シリーズとの同時発表となり、グローバルでの発売は8月21日から順次。Wi-Fiモデル、LTEモデル、5Gモデルがラインナップされるようです。カラーは、Mystic Black、Mystic Silver、Mystic Bronzeの3色で展開されます。
Galaxy Tab S7シリーズは、スマートフォンのNoteシリーズと同様にSペンが付属。手書きでの入力に対応したタブレットです。
Tab S7とTab S7+の2モデルが用意され、Tab S7は11インチ2,560×1,600ドット(WQXGA)のLTPS TFTディスプレイ、Tab S7+は12.4インチ2,800×1,752ドット(WQXGA+)のSuper AMOLEDディスプレイを採用。いずれも最大120Hzのリフレッシュレートに対応します。本体サイズは、Tab S7が253.8×165.3×6.3mm、Tab S7+が285.0×185.0×5.7mmです。
3つのアプリを同時に起動できる強化されたマルチタスク機能を備え、大画面ならではの操作感を実現。メモリと内蔵ストレージは、6GB+128GB・8GB+256GB・8GB+512GBで、最大1TBのmicroSDXCカードが使えます。リアカメラは500万画素・F2.2の超広角と1,300万画素・F2.0の広角、フロントカメラは800万画素です。
Sペンは収納式ではありませんが、ペンのレイテンシーが大幅に改善されたことで、より紙とペンに近い書き味に近づいたといいます。Note20に比べてペンに近い太いグリップは持ちやすく、長時間の使用にも最適だとしています。
複数のアプリベンダーと協業したことで、イラスト・漫画制作アプリの「Clip Studio Paint」「Noteshelf」「Canva」といったアプリが独自アプリストアGalaxy Storeからダウンロードできるようになっています。特に日本発の定番アプリであるClip Studio Paintは、Android版は初登場。しばらくはGalaxy Store限定の配信となります。
Galaxy Tab S7シリーズは、グローバル発表の時点では日本での発売は明らかにされていませんが、登場を期待したいところです。