トヨタは8月3日、ランドクルーザープラドを一部改良するとともに、特別仕様車「TX“Lパッケージ・Black Edition"」を設定し、発売した。

  • 「TZ-G(ホワイトパールクリスタルシャイン)」<オプション装着車>

今回の一部改良では、2.8Lディーゼルエンジンのターボチャージャーを改良するとともに、Toyota Safety Senseの機能を向上させ、安全・安心に配慮しつつも、SUVらしい力強い走りを追求した。

  • 「TZ-G(ブラック)」

ディーゼルエンジンのターボチャージャーをサイズアップすることにより、最高出力を従来の177psから204psに向上させ、さらに力強い走りを実現した。安全装備では、Toyota Safety Senseの機能を向上し、プリクラッシュセーフティの検知範囲を拡大。新たに夜間の歩行者と昼間の自転車運転者にも対応したほか、ヨーアシスト機能付のレーンディパーチャーアラートやロードサインアシスト(RSA)、先行車発進告知機能を全車標準装備している。

「TZ-G」「TX“Lパッケージ"」に、駐車場などで後退する際に、左右後方から接近してくる車両を検知し、ドアミラー内のインジケーターの点滅とブザーにより、注意を喚起するリヤクロストラフィックアラートをオプション設定した。

「TZ-G」は、パドルシフトを採用。ステアリングから手を離すことなく、指先だけの操作で素早いシフトチェンジが可能となる。

また、スマートフォンとの連携を可能にした9インチのディスプレイオーディオ(DA)をオプションで設定。車載通信機DCMとあわせ、さらに便利で快適なカーライフを提供する。メーカー希望小売価格(税込)は、362万1,000円〜553万円。北海道、沖縄のみ価格が異なる。

  • 特別仕様車「TX“Lパッケージ・Black Edition"(ブラック)」(ディーゼル車 5人乗り)

  • 特別仕様車「TX“Lパッケージ・Black Edition"(ホワイト)」<オプション装着車>

特別仕様車は、「TX」をベースに、「“Lパッケージ"」相当の装備に加え、内外装はブラックを基調とした。内装では、オーナメントパネルをシルバー塗装、センタークラスターパネルなどにブラック塗装を施している。

  • センタークラスターパネル&フロントカップホルダー

外装ではグリルやヘッドランプまわり、バックドアガーニッシュに漆黒メッキ加飾を施し、アウターミラー、ルーフレールなどはブラック塗装とした。また、専用ブラック塗装の18インチアルミホイールを特別装備するとともに、ブラック塗装を施した、大型のフォグランプベゼルを装着することにより精悍な印象を際立たせている。メーカー希望小売価格(税込)は、426万1,000円〜508万9,000円。北海道、沖縄のみ価格が異なる。