お笑いコンビ・千鳥の大悟が、4日深夜に放送された故・志村けんさんの冠番組『志村友達』(フジテレビ、毎週火曜24:55~ ※関東ローカル)で、志村さんこだわりのお酒の飲み方を再現した。

千鳥の大悟

この番組は、フジ深夜帯で20年以上にわたり志村さんが作ってきたコントを見ながら、トークを繰り広げていくもの。千鳥の大悟とアンタッチャブルの柴田英嗣がMCを務める。

今回、演歌歌手の丘みどりがゲスト出演し、志村さんとのつながりについて「2年半前にコントで呼んでいただいてから何度かお仕事させていただいた」と説明。柴田が「ご飯食べに行こうかとかは?」と尋ねると、丘は「なかったんです。『おいしいお店いっぱいあるから今度行こうね』みたいな話をしていたところだったので。実現しないままでしたね」と答えると、大悟が「じゃあ実現させましょう、私が。師匠と数々お酒を飲んできましたから。師匠のこだわりの飲み方があります。それを今から再現しましょう」とウイスキーやソーダを机の上の準備した。

大悟は「師匠がウイスキーを飲むときは普通ではないんですね。ハイボール、ソーダ割りっていうのがありますけど、師匠の場合は割り方ちょっと違うんです。こだわりがありまして」と話し、「まず、ウイスキーを入れます。普通はこれにソーダで飲むじゃないですか。師匠の場合、ゆっくり(ソーダを)落とすんですよ。ここにもう1回ウイスキーで挟むんです」と説明しながらお酒をつくった。

そして、「これ混ぜないんです。ソーダとウイスキーの層があるので、飲むたびに味が変わってくるんです」と説明。完成したお酒を飲んだ丘が「濃いですね。ソーダほぼないですね」と言うと、大悟は「ほぼないです。間にあるんですけどね」と返し、「懐かしいね~師匠」と天国の志村さんに話しかけた。

さらに大悟は「一番上がほぼロック。ロックを超えたときにソーダが来ますので、それまではもう我慢です」と説明。だが大悟でも濃すぎたようで、「もうちょっとソーダを。たまに追いソーダもある」とソーダを追加し、「師匠と行くときもっとうまい酒飲んでいた」、「夜の12時越したら味も何も2人ともわかってない」と笑った。