JR西日本は4日、特急「サンダーバード」「しらさぎ」用編成への抗ウィルス・抗菌加工が完了したと発表した。8月4日以降、「サンダーバード」「しらさぎ」のすべての営業列車において抗ウィルス・抗菌加工済みの車両が用いられる。
同社はより安心して鉄道を利用してもらうための取組みとして、在来線車両の約5,200両すべてに空気触媒を用いた抗ウィルス材を車内へ噴霧加工し、車内全体の抗ウィルス化を進めている。特急「サンダーバード」「しらさぎ」用編成への抗ウィルス・抗菌加工は6月から始まり、このほど全編成で完了した。
その他、近郊型車両への抗ウィルス・抗菌加工も8月から順次実施。2021年1月からは、特急車両に空気清浄機を搭載する予定となっている。