セコムトラストシステムズは、従業員の私用PCでの安全なテレワークを支援する法人向けサービス「セコムあんしんテレワーク」を発表した。8月から提供を開始するという。USBリモート端末から専用OSを起動して社内システムに接続し、オフィスと同様に業務を行える。

  • セコム、私用PCでのテレワークを支援する「セコムあんしんテレワーク」

    「セコムあんしんテレワーク」で提供されるUSBリモート端末

同サービスは従業員の私用PCを用いてテレワークを推進することで、コストを大幅に抑えることができるという法人向けソリューション。USBリモート端末から専用OSを起動するため、個人パソコンそのもののOSにセキュリティ対策が施されていなくても利用できる。

USBリモート端末に電子証明書をインストールし、IDとパスワードでログインする本人認証を実施。インターネット接続に仮想専用線接続(SSL-VPN)を用いることでセキュリティを確保する。またシンクライアント方式での接続を行うため、USBリモート端末や個人パソコンのストレージ上にデータが残らず、紛失や盗難、破損のリスクを軽減できる。

リモート接続用のVPNゲートウェイ機器はレンタルで提供され、設置や設定を専門スタッフが行う。トラブルや端末の紛失に備えて、24時間オンサイトでの保守体制を提供する。

  • ソリューション概観