女優の松岡茉優が、2日に放送されたTBSラジオ『松岡茉優 マチネのまえに』(毎週日曜12:00~12:30)に出演。先月18日に亡くなった俳優の三浦春馬さん(享年30)について言及した。
松岡は、9月15日にスタートするTBS系ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(毎週火曜22:00~)で三浦さんと共演。代役を立てず、一部台本を書き直して撮影を進めていくと、TBSは先月31日に発表した。
松岡は番組冒頭、「個人的なことをお話しするというのはどうなのだろうと考えたのですが、何もなかったようにお話していくのは難しいなと思いまして、ドラマのことを少しだけお話させてください」と切り出し、「もう2週間とちょっと経ちますが、とても悲しいことがありました」と話し始めた。
そして、キャストを変えず、一部内容を変更して放送することを伝え、「この判断、決断については、まっさらな正解というのはないだろうなと思います。でも、私のとても個人的な気持ちとして、1カ月と少し、近くで相手役としてお芝居を受けていた身として、あの素晴らしい猿渡慶太という人物を皆様に見てほしいと思いました」と三浦さんの演技を称賛。「猿くんは彼しかいないなと思います。本当に素晴らしいあのお芝居を見てほしい」と語った。
続けて、「ただ、もう1つ強く願っているのが、これ以上、皆様を悲しませたり、つらくさせるのは避けたいです」という思いも伝え、「ですので、私たちはこの物語を全力で作っておりますが、もし受け取れないかもしれない、つらくて見れないかもしれないという方は、どうかご無理なさらないでください」と呼びかけた。
また、「私は1カ月前から1つ変わらない思いがあります。この『おカネの切れ目が恋のはじまり』というドラマを皆様に楽しんでもらいたいという気持ちです。大変な状況の中で『火曜はカネ恋だ』と楽しみにしてもらいたいという気持ちが変わっていません」と述べ、「『おカネの切れ目が恋のはじまり』は9月15日から放送されます。精進して参りますので、もし温かく見守ってくださったら、これ以上のことはないです。頑張ります」と決意を語った。