クアルトリクスは7月30日、「ビジネス再開後の働く日本人への意識調査」の結果を発表した。調査は7月2日~13日、新型コロナウィルス流行前はオフィスで働いていた全国の男女501名を対象にインターネットで行われた。

  • 現在の働き方について、どれが最もあてはまりますか?

    現在の働き方について、どれが最もあてはまりますか?

はじめに、ビジネスが再開した現在、どのような働き方をしているのかを教えてもらったところ、72%が「一時は在宅勤務をしていたが、オフィスに戻った」と回答。「ウィルス流行により在宅勤務になり、そのまま在宅勤務を続けている」という人は11%だった。

  • 不快に感じながらも職場に戻る理由

    不快に感じながらも職場に戻る理由

続いて、「職場に戻って快適ですか?」と聞くと、半数近くが「不快(やや+かなり)」と回答。「快適(やや+とても)」という人は8%と1割に満たない結果に。

不快に感じながらも職場に戻る理由を尋ねたところ、「金銭的に厳しいから」(21%)、「不快だが、出社をやめるほど不快ではない」(20%)、「職場で本当に必要とされているから」(18%)、「クビになると困るから」(16%)という回答が多かった。

また、「オフィスに戻る際、一番不快に思うこと」を聞いたところ、「最近感染者数が増えていること」(24%)、「真剣に予防手段を取っていない社員がいる」(22%)、「検査(自己申告制)がしっかりしていない」(14%)が上位に。

一方、「オフィスに戻る際、あなたにとって一番大切なこと」については、「軽微な症状でも休めるようなフレキシブルな休暇」(23%)が最も多く、次いで「入館時に全員が体温測定する」(13%)、「ソーシャルディスタンスの確保」「欲しい人にはマスクが入手可能であること」(ともに12%)と続いた。