2020年も夏がやってきた。つまりは「Pokémon GO Fest」の季節だ。残念ながら2020年はコロナ禍のオンライン開催になってしまったが、オンラインにはオンラインならではの楽しみがあるはず。さて、これからどんなポケモンに出会えるのだろうか。

チケット争奪戦がなかったオンラインの「Pokémon GO Fest」

安川:2020年も「Pokémon GO Fest」の時期がやってきましたね。初参加でしたけど楽しかったです。

岡安:2020年は残念ながらコロナ禍での開催。オフラインイベントではなく、オンラインイベントになってしまいました。2019年の横浜、2018年の横須賀の盛況っぷりを考えると、仕方ないことですけど、残念です。あの“お祭り感”は特別でしたからね。

安川:まあ、その代わり、オフラインは抽選によるチケット争奪戦があって、多くの人が抽選に敗れて参加できず涙をのんだわけですから。そういう意味では、参加費さえ払えば誰でも参加できるのはよかったですね。

  • Pokémon GO Fest 2020

    「Pokémon GO Fest 2020」は有料チケット制。購入すれば誰でも参加できる。価格は1,840円

岡安:たしかに、そこはよかったと思います。チケットが若干高いって意見も散見しましたが、Black Lives Matterの寄付金になるんで、それに協力したと思えば高くもないかなって感じですね。

安川:ああ、結局1000万ドル寄付したんですよね。以前も岩手や熊本に対してチャリティをしてましたし、ナイアンティックはすごい。で、今回の「Pokémon GO Fest」はどうでしたか。

岡安:今回は2日間に分かれての開催です。1日目は、ほのお・みず・くさ・バトル・友情をテーマにしたポケモンやリサーチが出るって前情報にありました。2日目は開催までシークレットでしたが、ロケット団系のイベントでしたね。

安川:1日目は、それぞれのテーマを1時間ごとに2回ローテーションしたんですよね。まあ、開始早々のほのおがテーマのときは、通信障害でほとんどできませんでしたが。

岡安:シカゴのGO Festを彷彿とさせる感じでしたけど、1時間もしないうちに復旧できたのはさすがでした。

  • Pokémon GO Fest 2020

    ポケモンを捕まえようとするとトレーナーのアバターが消えてそのまま動かなくなるなど、通信障害が発生

日本初登場のクイタランは色違いも登場

安川:目玉はクイタランですかね。「Pokémon GO Fest」でお馴染みの特別なポケモンですが。

岡安:クイタランは西半球、つまり北米やヨーロッパなどに出現する地域限定ポケモンです。今回、日本初登場なんですけど、なんと色違いも出現しました。まあ、私は出なかったんですけどね。

安川:そうだったんですね。私も当然見かけてないです。あとは、GO Festといえばアンノーンですが、今回は「G」と「O」でした。以前にも結構出ていたアルファベットですね。

岡安:これも色違いが出ました。当然、ゲットしていないんですけどね。しかし、アンノーンはもともとイベントでしかほぼ見かけないですし、アルファベット全種集めるのだけでも大変なのに、色違いまで出るとなると、さすがに追い切れない気がします。

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    西半球でしか出現しなかった地域限定ポケモンのクイタラン。「Pokémon GO Fest」では色違いも登場した

  • Pokémon GO Fest 2020

    「Pokémon GO Fest」といえばアンノーン。「G」と「O」は、アルファベットの種類としては既出だが、今回色違いが実装された

安川:まあ、色違いは出たらラッキー程度ですね。図鑑登録まで考えるとやる気が落ちてしまいます。あとは何が出たんでしたっけ。

岡安:ロトム(ウォッシュロトム)ですね。ドーブルと同じように、GOスナップショットでポケモンの撮影をすると写真に映り込んできます。そのあと、フィールドに出現しました。

安川:ああ、そうでした。何回撮影しても出てきたんですけど、結局上限ってあったんですかね。

岡安:5回って話でしたよ。あとはピカチュウサンバイザーをかぶったカントー御三家ですね。ほのおのときにヒトカゲが、くさのときにフシギダネが、みずのときにゼニガメが、ピカチュウサンバイザーをかぶって出現しました。当然、ゲットできていないんですが、この3匹も色違いが存在したらしいです。

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    GOスナップショットに映り込んだあと、フィールド上に登場するロトム

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    ピカチュウサンバイザーをかぶったフシギダネ

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    ピカチュウサンバイザーをかぶったゼニガメ

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    ピカチュウサンバイザーをかぶったヒトカゲ

安川:色違いは、ほかもたくさん出たようですね。

岡安:アイアント、フカマル、モンジャラ、ハリーセン、ガラガラ(アローラ)、コロモリ、ザングース、ハブネークあたりですかね。すでに色違いが実装されているポケモンも出現していました。

安川:いつもよりは色違いがゲットしやすい環境だったみたいですけど、コミュニティデイほど高確率で出現しているわけではなかったですね。岡安さんは結局何か出ました?

岡安:私もあまり出ませんでした。2日とも結構な時間を割いていたんですけどね。ザングースが2匹と、レイドバトルでグラードンの色違いが出たくらいです。全部で3匹ですね。ただ、グラードンは個体値パーフェクトでした。

安川:まじすか。色違いでバトルに有効なんてうらやましすぎます。まあ、人によっては1日で10匹くらい捕まえたというのを聞いていたのですが、私もガラガラとピカチュウサンバイザーのフシギダネだけでした。

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    人によっては一番の狙い目だったフカマル。色違いだけでなく、高個体をゲットするチャンスだった

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    ザングースの色違いをゲット

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    ガラガラ(アローラ)の色違い

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    ピカチュウサンバイザーフシギダネの色違い

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    レイドバトルでゲットしたグラードンは、個体値パーフェクト

在宅でも飽きないよう、おこうやボールのプレゼントも

岡安:まあ、色違いの話は置いておいて。1日目は朝10時から夜8時まで、ずっとポケモンGOしっぱなしでも、飽きなかったですね。テーマが変わるごとにグローバルチャレンジも変化して、リサーチ以上に頑張っちゃいましたよ。

安川:友情がテーマのときって、ギフトを贈ることがグローバルチャレンジだったんですよね。前もって情報を聞いていたので、友情テーマのときまでギフトは贈らずに取っておきました。

岡安:それぞれのグローバルチャレンジがクリアでき、8月からの「ドラゴンウィーク」も「謎の存在ウィーク」も「イッシュウィーク」もアンロックされたので、まだまだ俺たちの「Pokémon GO Fest 2020」は終わらないって感じですね。

安川:あと、グローバルチャレンジって、参加するだけで「Pokémon GO Fest 2020」のステッカーがもらえるんですよね。1回につき5枚もらえるので、2回とも参加すれば10枚。あとから気づいたので、2回目は参加しておらず5枚止まりになっていました。

岡安:ステッカーはマンホールアートみたいでした。2019年の「Pokémon GO Fest」では、会場の横浜で実際にピカチュウのマンホールアートがあったので、それを意識したんでしょうか。

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    「Pokémon GO Fest」でもらえたステッカー

安川:「Pokémon GO Fest」はとにかくポケモンがたくさん出るって話でしたけど、本当にたくさん出ました。75種類も出たとか。あと、おこうの効果がすごくて、2~3分に1回出現したので、本当に在宅でも問題なく遊べました。

岡安:「Pokémon GO Fest」のリサーチで、相棒と写真を撮るとおこうが10個もらえて、おこうを使うとスーパーボールが200個もらえるんですよね。おこうの効果は1時間なので、会期中ずっと使えますし、ポケストップのボール補給ができなくても、200個のスーパーボールがあるので、そこまで枯渇する感じではなかったです。

安川:いやいや本当によく考えられていたイベントだと思います。なんか、今回は気持ち悪いほどべた褒めしてますけど、実際、ポケモンGOのイベントとしても最高ランクな気がします。これだけいろいろ話をしてもまだ2日目のイベントの話ができていませんからね。2日目のイベントについては、また後日ってことで。

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    おこうを使用すると、移動しなくても2~3分くらいに一度ポケモンが出現

  • Pokémon GO Fest 2020

    GO Festのリサーチのなかには、簡単にクリアできるタスクがあり、おこう10個とスーパーボール200個が開始と同時に獲得できた