ゆとりうむプロジェクトは7月29日、「アフターコロナの家事実態調査」の結果を発表した。調査は7月2日~6日、全国20歳~49歳の子を持つ既婚有職女性400名を対象にインターネットで行われた。
はじめに、「#Stay Home」を経験して家族間での家事分担の必要性を感じたかを聞いたところ、54.1%が「強く必要性を感じた」「必要性を感じた」と回答。また、緊急事態宣言解除以降の家事分担について、自粛期間の前と比べて夫婦の協力する機会について変化があったかと尋ねると、「とても増えた」「増えた」は37.8%となり、60.3%が「変わらない」と回答した。
続いて、「新型コロナウイルスの流行を受けて、あなたの家族関係は変化しましたか?」と質問したところ、6割超が「特に変わらない」(62.5%)と回答。「家族との絆が深まった」と答えた人は28.3%にとどまり、5.8%が「家族の仲が悪くなった」と回答した。
「家族との絆が深まった」と回答した人に、夫婦で家事分担をするためにしている対策を教えてもらったところ、「家事の役割分担、振り分けを徹底した」(45.9%)、「家事シェアボードを使っている」(32.4%)、「密な会話を心がけている」(32.4%)など、絆が深まった家族は家事分担やコミュニケーションを工夫して徹底していることが分かった。