最近、自宅でのPC作業が増え、目の疲れ、肩こりに首の痛み、さらには頭痛にまで悩まされているライターの高村由佳です。
厚みのある本の上にパソコンを置いてみたり、椅子にクッションを敷いてみたりと試行錯誤してみたものの、姿勢の悪さは改善されず、症状はますますつらくなるばかり……すがるような思いで、話題のPCスタンド「ORIGAMI STAND for Laptop」(MOBO)を購入し、使ってみました!
10秒で装着完了、薄い!そして軽い!!
筆者が購入したのはMOBOの「ORIGAMI STAND for Laptop」。ラップトップ型のPCの底に貼り付けて使えるタイプのPCスタンドです。筆者購入時の価格は1,780円。まぁ失敗してもいいか、と思えるリーズナブルな価格設定も魅力でした。
届いたときにまず驚いたのは、その薄さ。厚さ3ミリ、重さは約70グラムという超薄型かつ超軽量なつくりになっています。ここまで薄くて軽いと、ちゃんとパソコンを支えられるのか少し不安になってしまうくらいです……。
貼り付け式なので工具も複雑な組み立ても不要。わずか10秒程度で装着が完了しました。非常に薄型なため、装着後の見た目にも違和感はありません。
筆者はブラックを選びましたが、ライトグレー、チャコールグレー、ブラックの3色展開なので、パソコンと同色にするとより目立たなくなるかも。貼った後にはがして繰り返し使えるのもうれしいなと思いました。
高さ・角度は2段階、使い心地は……?
さてこれがどのようにスタンドになるかというと、折り目に沿って折るだけです。説明書を読むのが苦手な筆者でも、簡単に使用することができました。
折り方は2種類。まず、谷折りを試してみると、高さは約5センチ持ち上がり、平面だったときに比べると、グッと使いやすくなりました。そして、かなりしっかりと支えてくれる印象です。
ただ、筆者のデスクの高さで使用すると、PC画面が目線の高さまでは持ちあがらず、背筋が少し曲がってしまいました。一方で、手や腕については、この約15度の傾斜がちょうどいいように思えました。
次に、高さが約8センチ持ちあがる山折りを試してみたところ、先ほどよりもさらに角度がつきました。
PCを開くとちょうど目線の高さに画面があり、背筋が伸びたように感じます。背筋が伸びたのに従って、パソコンとの距離も離すことができるので、疲れ目の軽減も期待できそうです。
ただ、キーボードにもかなりの傾斜がついてしまったため、それに伴い手首や腕も重力に逆らって動かすタイミングが増えそうです。手首や腕、そして肩にはそれなりの負担がかかるかもしれません。
リーズナブルだけど、意外とやるじゃん!
正直最初はその薄さと軽さから「本当にちゃんとPCを支えられるのか!?」と疑心暗鬼でしたが、使ってみるとパソコンだけでなく腕もしっかりと支えてくれて、予想以上に頼りになりそうです。
使ってみて筆者がしっくりきたのは、山折りバージョン。以前から気になっていたパソコンを使うときに目線が下がり、姿勢も悪くなるという悪循環を改善してくれるように思います。アームレストを使えば、腕や手の負担も軽減できそうです。
PCスタンドを使うとき、どのような商品がピッタリかというのは、ユーザーによって違ってくると思います。自分にとってどのような姿勢で作業するのが一番楽なのか、試行錯誤が必要そう。ぜひ今回のレビューも参考にしてみてくださいね。