デルは7月29日の19時30分から、ゲーミングブランド「ALIENWARE」のデスクトップPC「ALIENWARE AURORA R11」と、ノートPC「ALIENWARE AREA-51m R2」および「ALIENWARE m15 / m17 R3」の発売を記念して、ユービーアイソフトのタクティカルシューティングゲーム『レインボーシックス シージ(R6S)』のエキシビションマッチをTwitchとYouTubeで配信しました。

今回エキシビションマッチで戦うのはデルがスポンサーする「CYCLOPS athlete gaming(CAG)」と、九州に拠点を構える「Sengoku Gaming」。CAGはALIENWAREのPCを使って試合に臨みました。はたして、ALIENWAREのPCは、R6Sの競技シーンにおいてどのように有利に働くのか!? デル プロダクトマーチャンダイジング 商品戦略部 松原氏の製品解説と合わせて配信の内容をレポートします。

MCにアイドルグループ「バクステ外神田一丁目」に所属する堀内華央理さん、実況と解説にともぞう氏とOkayama氏を迎えた本放送。

試合に入る前に、今回のエキシビションマッチでCAGが用いるALIENWAREデスクトップPC「AURORA R11」とディスプレイについて製品の紹介がありました。“宇宙最強”を標榜するALIENWAREは、1999年にアメリカで誕生し、以来、統一のコンセプトですべての商品開発を行っているそうです。

  • 『R6S』の国内トップが、ALIENWARE主催のエキシビジョンで激突!

    左から堀内華央理さん、Okayama氏、ともぞう氏。終始明るく楽しい配信でした

注目はCAGが用いるハイスペックゲーミングPC、AURORA R11です。同製品はR6Sのプレイングで最大300fps(frame per second)を叩き出す高性能を発揮して、高リフレッシュレートディスプレイとの組み合わせで戦闘を有利に運べるとのこと。水冷システムによって長時間高負荷が続くゲームプレイや配信を行っても、安定した動作を実現します。カラーはルナライト(白)とダークサイドオブザムーン(黒)の2種類。CAGが使用している構成の販売価格は265,280円(税別)です。

  • ALIENWARE「AURORA R11」

  • 充実のインタフェースを備える

  • ALIENWARE「AW2521HFL/HF」

  • ディスプレイもルナライト(白)とダークサイドオブザムーン(黒)のカラーバリエーションを用意

ゲーム内に備えられたベンチマークモードを起動してAURORA R11の性能を検証していくコーナーでは、自動的にカメラがマップ内を巡りつつ、パフォーマンスを確認していきます。オブジェクトが爆破され、その奥から複数のキャラクターが描画されるシーンでも全くカクつかず、高い描画性能を維持していることがわかりました。

  • fpsは高ければ高いほど有利

  • CAGコーチXQQ氏も太鼓判

  • ベンチマークの様子(少し明るくしています)

  • 平均293fpsという驚異的なパフォーマンスを実現

製品の紹介とベンチマークが終わり、お待ちかねのエキシビションマッチです。ゲームモードは2つのエリアのどちらかにディフューザーを設置し、それを守るか相手を全滅させたほうが勝利する「爆破」。「海岸線」マップは開けた廊下や大きな部屋が多く、射撃の腕が試されます。エキシビションマッチということで、互いに使うキャラクターを制限できる「バンピック」あり、3ラウンド先取の特別ルールです。

試合はCAGが圧倒し勝利。個々の撃ちあいも見どころでしたが、CAGはエントリーしていく味方をきっちりとカバーしている点が印象に残りました。途中、Sengoku Gamingのメンバーの接続が切れてしまうトラブルもありましたが、スムーズに休止と再開が行われていて良かったです。

1ラウンド目の終了後には、勝利したCAGのSuzuC選手にインタビューが行われました。プロシーンではあまりピックされないfrostを使った理由や競技シーンの現状の他、背後に映る「AURORA R11」についても使用感をしっかりレポート。常時300fpsに張り付く圧倒的なパフォーマンスが快適で、カラーは部屋に映える“ルナライト”が好きだと話していました。

  • 出場選手の一覧と、得意なオペレーターが表示されています

  • 海岸線マップは射線が長く取れるので、
    テクニカルな撃ち合いが見どころ

  • CAGが3-1で勝利しました

  • インタビューに応じるSuzuC選手

CMをはさみ、画面は再びデルの松原氏に。今度は6月23日に発売されたばかりの「AREA-51m R2」について説明が行われました。同製品はオーバークロックに対応する"K付き"Intel Core CPUやRTX 2080を搭載可能で、300Hzの高速ディスプレイを組み合わせた超弩級ゲーミングノートPCです。

背面にインタフェースを集約した点が特徴で、従来機種から20%大きくした冷却機構やディスプレイ天面にあしらわれた「A51」のグラフィックについても紹介。ルナライト(白)とダークサイドオブザムーン(黒)の2種類をラインナップし、最小構成販売価格は319,980円(税別)です。

  • ALIENWARE「AREA-51m R2」

  • 端子部など

製品紹介とインターバルを終え、2ラウンド目のエキシビションマッチが始まります。1ラウンド目と同ルールで、マップは「ヴィラ」。入り組んだ構造を持つ大きな建物が舞台となっており、爆薬や銃撃で破壊できる内装が多く、変化に富んでいます。

  • 2ラウンド目のマップは「ヴィラ」

  • 盾持ちが2人ともバンされました

1ラウンド目とは打って変わって接戦に。2-2で迎えた延長マッチポイントを最後に制したのは、今回もCAG。スポンサー企業主催イベントで、エキシビションとはいえしっかりと勝利をもぎ取った形です。ユニークなキャラクターがピックされた面白い展開で、両チームともに人数有利を作り、制圧範囲を広げていく巧妙な試合運びだったと思います。

試合後はラウンドを制したCAGのgotorada選手にインタビューが行われました。やはりALIENWARE「AURORA R11」の高い性能が、戦闘をしっかり支えてくれているとのこと。SuzuC選手同様にカラーは"ルナライト"が好みだと伝えてくれました。

  • 投げつけられた画面中央の爆薬を撃って破壊するSuzuC選手

  • インタビューに応じるgotorada選手

  • CAGがからくも勝利

最後に、5月22日に発売したALIENWARE「m15」「m17 R3」についても紹介されました。2kg強と持ち運びが可能な重量で、第10世代Core-Hプロセッサと最新のNVIDIA GeForceシリーズを搭載可能。有線LANと無線LANを同時に接続するユニークな機能についても説明されました。

こちらも、ルナライト(白)とダークサイドオブザムーン(黒)のカラーバリエーション。最小構成販売価格はm15が197,980円(税別)から、m17が209,980円からです。

  • ALIENWARE「m15」「m17 R3」

  • 端子部など

また、配信では視聴者からの質問にデルの松原氏が答えるシーンも。「もう少し軽くて薄いモデルを発売する予定はありますか?」との質問に対して、松原氏が「持ち帰って本国の方にも報告し、是非検討させていただきます」と回答してエキシビションマッチ配信は締めくくられました。

配信ではゲーミングディスプレイや、Tシャツの視聴者プレゼントも行われて大盛り上がり。今、国内のR6S競技シーンで非常に有力な2チームのエキシビションマッチということもあり、とても楽しく視聴できました。両チームの今後の活躍にも期待が高まります!