JR北海道は28日、札幌~ニセコ~函館間で運転される特急「ニセコ」の車内販売など取組み内容について発表した。特急「ニセコ」は9月5~7日、9月10~14日の計8日間にわたり運行を予定している。
使用車両はキハ183系3両編成で、1・2号車は指定席、3号車は自由席。札幌~函館間(小樽・倶知安・ニセコ経由)で1日1往復運転され、上りは札幌駅7時57分発・函館駅13時40分着、下りは函館駅13時58分発・札幌駅19時27分着となる。
上り・下りともに倶知安~ニセコ間で地元観光協会スタッフが乗車し、車内で地元特産品の販売を実施。ご当地ヨーグルトグランプリ金賞を受賞した「ミルク工房 のむヨーグルト」、ニセコ産のフルーツトマトだけを使用した無添加・無塩のトマトジュース「NISEKOシンディースイート」、自家栽培・天然酵母使用の「奥土農場石窯パン工房」のラスクなどを販売する。
上りの余市駅での停車中、地元果樹園で採れたリンゴを使用したアップルパイを販売。同じく上り便では、事前予約により長万部駅の名物駅弁「かにめし」をホームで受け取れる。一部の運転日には、余市駅、倶知安駅、ニセコ駅、長万部駅でそれぞれご当地キャラクターがホームに立ち、列車の出迎え・見送りを行う。