韓国のアーティスト・ジェジュンが出演する日本テレビのシチュエーションコメディ番組『僕は歌が歌いたい ジェジュン、ライブ復活までのお話』(8月1日スタート、毎週土曜24:55~ ※関東ローカル、全8話)がこのほど、クランクインを迎えた。

  • ジェジュン=日本テレビ提供

この番組は、ジェジュンが復帰コンサートを目指す本人役として登場。コントバラエティでコンビ復帰後初の共演となるアンタッチャブルの山崎弘也演じる事務所社長、柴田英嗣演じる事務所社長の知人、加藤諒演じるマネージャーとのやり取りを描き、各話ごとにエンディングで、ジェジュンが歌いたかった「歌」で紡がれる。

収録は、韓国と日本をインターネットでつなぎ、リモート形式で実施。早朝、都内某所のロケ地には、アンタッチャブルと加藤が、「歌を歌えない…」と落ち込むジェジュンを説得するための作戦会議を行う様子を、コミカルに演じた。脚本・監督を務めるオークラ氏の細やかな演出を受けて、スタッフも思わず噴き出すほどの掛け合いが繰り広げられていた。

そして、いよいよ韓国からジェジュンがリモートで撮影に参加。ジェジュンが撮影を行う場所は、自身のプライベートルームで、さらに、衣装も彼がセレクトした私服の数々が登場する。

リモートでつながると、以前から面識がある山崎弘也と「お久しぶりです!」とあいさつを交わすジェジュン。最初こそ緊張気味だったものの、オークラ氏からの演出で苦悩する表情を見事に表現するほか、セリフにも気持ちがこもった演技を披露し、リモートながらさすがの存在感を見せた。撮影が進むと、カメラの前での動きを自ら提案する一幕も。合間には山崎が声をかけて現場を盛り上げるなど、ジェジュンも楽しんで撮影に臨み、心配されたタイムラグも感じることなく、終始和やかに撮影は終了した。

  • (左から)加藤諒、山崎弘也、柴田英嗣=同

キャスト陣の収録後コメントは、以下のとおり。

■ジェジュン
初日は2話まで撮影して、お互い違う国にいて「リモートでここまで撮影ができるんだ!」とすごくうれしかったです。最初は僕もどういう形で進行するのか正直不安もあったんですが、実際に撮影してみてうまくいったので、これからどんどん面白くなる感じがしています。ぜひ、楽しみにしていてください。

■アンタッチャブル・山崎弘也
現場にジェジュンがいないという衝撃から始まりましたが(笑)、結果的には最高に楽しい収録でした! リモートのジェジュンもいいですね~。さらに、彼の自宅からということで興奮してしまいました! 加藤諒くんとも、いい雰囲気でできたと思います。柴田さんは加藤という名字があまり得意じゃないようで、ずっと諒くんと呼んでいました(笑)。ジェジュンとの掛け合い、そして僕のあご、加藤諒くんの眉毛、柴田さんのメガネをお楽しみください!

■アンタッチャブル・柴田英嗣
撮影中は、NGが出るたびに笑いが起こってましたね。というか、ほぼNGなんで笑いしか起こってなかったです(笑)。ジェジュンさんはリモートで見ているのに、あんなにセクシーと思えるってすごい! 生で見たらひっくり返っちゃうんじゃねーかなと思いました。加藤諒くんとのシーンは、とにかく良かった! 合間に無駄話もたくさんしましたし、収録が5時間くらい押してしまうほど話してました(笑)。1番の見どころは、ジェジュンの様々な表情と、歌。後は、おかずにくっついてくるストーリーも、何気に笑いと涙があって面白いと思います。アドリブばかりなので、どこがアドリブか当てながら見てほしいですね。

■加藤諒
シットコム作品は6年前にオークラさんの作品に出演した以来だったので、緊張と不安もありましたが、オークラさんをはじめスタッフの皆さまとジェジュンさん、アンタッチャブルさんが優しく支えてくださり、無事初回の撮影を終えることができました。今は達成感と心地良い疲労感に包まれております。
ジェジュンさんとお会いするのは初めてだったのですが、とても気さくで色んな質問にも答えてくださったり、お家の中を案内してくださりました。パソコンの中にいるジェジュンさん、とてもかわいかったです。アンタッチャブルのお2方はむちゃんこ優しくて、カメラの回っていない時の会話もとっても面白く、ずっと聞いていたいと思いました。
ジェジュンさんの歌とお芝居はもちろん、栗頭治五郎さんと木緑アキラさんと空豆圭介君がどのようにしてジェジュンさんが“歌を歌える気分にさせるのか”を楽しんでいただけたら良いなと思います。ボクが演じる空豆君の恋愛エピソードにも注目です。