しゅふJOB総研(ビースタイル運営)は7月28日、働く主婦層を対象とした「小学生くらいの子どもに勧めたい職業」をテーマとした調査結果を発表した。調査期間は2020年5月27~29日、有効回答は1,000人。
避けてほしい職業、最も多いのはYouTuberなどの「ネット投稿関連」
もし今小学生くらいの子どもがいるとしたら勧めたい職業を聞くと、1位に選ばれたのは「行政系公務員関連(国家公務員、地方公務員など)」(33.5%)。回答者からは、コロナ禍により公務員の安定性を感じたという声が多く寄せられたという。
以下、2位「IT関連(SE、データサイエンティスト、AI技術者など)」(28.3%)、3位「医療関連(医者、歯科医、薬剤師、看護師など)」(26.9%)、4位「有資格系自営業関連(弁護士、税理士、社会保険労務士など)」(22.2%)、5位「勧めたい職業はない」(16.9%)と続いた。
反対に小学生くらいの子どもがいるとしたら避けてほしい職業を尋ねると、「避けてほしい職業はない」(30.1%)が最も多く、子どもが決めるべきものに口出しはしないとの意見が多数みられた。
次いで、2位「ネット投稿関連(YouTuber、インスタグラマーなど)」(29.2%)、3位「競争系運転手関連(カーレーサー、ボートレーサー、騎手など)」(26.9%)、4位「ゲームプレーヤー関連(eスポーツ選手、プロゲーマーなど)」(24.5%)、5位「介護関連(介護福祉士、ヘルパーなど)」(23.1%)と続いた。
避けてほしい職業では、YouTuberなどの「ネット投稿関連」や「競争系運転手関連」「ゲームプレーヤー関連」といった子どもに人気の職業が上位に入る結果となった。しゅふJOB総研所長の川上敬太郎氏は、「子どもたちが憧れの気持ちを抱きそうな職業が、親から見ると避けて欲しい職業として映るというギャップもあるようだ」と分析している。