サーモスは7月28日、「真空断熱ポット コーヒーメーカー(ECK-1000)」を発表した。発売は10月1日、価格はオープン。
お湯をらせん状に落とす新ドリップ方式「スパイラルドリップ」を採用したコーヒーメーカー。バリスタが手で淹れるときと同じように、お湯をまんべんなくコーヒー粉にいき渡らせる仕組みのため、豆本来のおいしさを引き出すとしている。
蒸らし時間はマイコンで制御し、ドリップされたコーヒーは本体下部のポットに直接入る。ポットは真空断熱構造を採用しているため、煮詰まらず、淹れたての美味しさを損なわずに保温できる。
ドリップ中にポットを外すとドリップが止まるほか、ドリップ完了後にはヒーターが自動でオフになるなど、安全性・省エネ性にも配慮した。給水タンクは取り外し可能。水量計を備えているため、入れる量が一目でわかる。
ポットの容量は1L。ワンタッチ・レバー中せんで簡単に注げるほか、中せんは取り外して洗える。温かいコーヒーだけでなく、ポットにあらかじめ氷を入れ、アイスコーヒー用の粉、または深煎りのコーヒー粉を使えばアイスコーヒーも楽しめる。本体サイズはW235×D245×H380mm、重さは約3.4kg。消費電力は700W。