俳優の賀来賢人が、26日に放送された日本テレビ系スポーツ番組『Going!Sports&News』(毎週土曜・日曜23:55~24:55)のコーナー「Going!10周年特別企画 あなたの自分的名場面」にVTR出演し、今年1月のヘリコプター墜落事故で亡くなった元NBA選手コービー・ブライアント氏との思い出を明かした。

賀来賢人

賀来賢人

友人の影響で学生時代はバスケ部に所属。「一番仲の良い友達がバスケが好きで、そいつが僕の机の中に『スラムダンク』を仕込んだんですよ。『なんだこれ?』と思って読んだらまんまとハマっちゃって」「そこから10年以上好きで」と懐かしそうに振り返った。

中でも一番好きな選手が、コービー・ブライアント。突然の訃報に、「泣きましたよ……」と落ち込んだようだが、「何日か経って、コービーのユニフォーム着て。またバスケしましたけどね」と明るく振る舞う。

そんな賀来にとって、少年時代の忘れられない思い出がある。

「コービーが来日した時に、スポーツショップに来てくれたんですよ。友達と会いに行って。その時にオールスターのユニフォームを着て行ったんですよ。そしたら、コービーがインタビュー中に僕と友達の方を指さして、『ああいうユニフォームを着てくれる子どもがいるから俺は頑張れるんだ』と言ってくれて。めちゃめちゃうれしかったですね」

プレーだけでなく、その人間性にまで惹きつけられていた賀来。「“練習の鬼”と言われていて。試合ギリギリの限界までヘトヘトになるまで練習して試合に臨んだりするんですよ。『なぜ、そんなにうまいんだ?』と聞かれたら、『努力しているからだ』と。それは人として、プロとして、すごくかっこいいなと思って」とその魅力を伝え、「刺激を受けます」と心の中に生き続けていることをうかがわせていた。