スマートウォッチは使ってみたいけれど、ちょっと高いから…と購入に踏み切れていない人も多いでしょう。いま、アップルの「Apple Watch Series 3」がとてもおトクなのをご存じですか? 19,800円(税別)からのお手ごろ価格ながら、基本的な機能は最新モデルのSeries 5に引けを取らない内容で、秋に正式リリースを迎える最新のwatchOS 7にも対応するなど、かなり大盤振る舞いの内容となっているのです。
2万円台前半で購入できるApple Watch Series 3はどんなモデル?
今年の4月24日に発売から5周年を迎えたApple Watch。Apple Watch Series 3は、2017年9月に当時最新のwatchOS 4を搭載するスマートウォッチとして発売されました。現在も現行モデルとしてラインナップされており、アップルのオンラインストアではGPSモデルが19,800円(税別)から、GPS+Cellularモデルが30,800円(税別)からという価格で販売されています。
ケースのサイズは38mmと42mmの2種類があり、大きめの42mmのモデルは税別価格が3,000円ほど高くなります。ケースの素材はアルミニウム、色はスペースグレイとシルバーの2色から選べます。専用の文字盤とバンドを用意するApple Watch Nikeモデルもあります。
Apple Watchでは初めて単独で携帯電話通信サービスを利用できるCellularモデルが登場したのはSeries 3からでした。現在、国内ではNTTドコモとau、ソフトバンクが提供するApple Watch対応の携帯電話通信サービスを契約すると、Apple Watch単体でモバイルデータ通信や音声通話が利用できます。なお、Apple Watchを使うためにはiPhoneが必要となります。
watchOS 4は、アクティビティアプリへのコーチングや、GymKit対応の有酸素器具と接続してトレーニングデータが同期できる機能などが加わり、スポーツシーンでの使い勝手が充実しました。同時に、高心拍を計測した際の通知機能や安静時/ワークアウト時/回復時の心拍数表示など、ヘルスモニターとしての信頼度も格段に高まっています。筆者も、自分の心拍値をケアするために、Apple Watchを毎日寝ている間も身に着けて過ごすようになったのはSeries 3からです。
Series 3でもApple Watchの最新機能が満喫できる
Apple Watch Series 3の発売後、watchOSの世代は間に「5」を挟み、最新の「6」まで毎年順調にステップアップしてきました。その間には、ボイスメモや計算機、トランシーバー、ノイズ(Apple Watchの内蔵マイクで周囲の環境騒音を測定できる)など、Apple Watchが便利になるさまざまなアプリが追加されました。ヘルスモニターとしては、高心拍に加えて低心拍の通知機能も拡充しています。watchOS 6からは、女性のための周期記録アプリも加わりました。
iPhoneを間に介することなく、Apple WatchからAppStoreに直接アクセスしてアプリをダウンロードしたり、課金コンテンツの支払いができるようになったのもwatchOS 6からでした。特に、常時ネットワークにつながるGPS+CellularモデルのApple Watchユーザーには朗報になったはず。もちろん、watchOS 6をインストールしたSeries 3でもこの機能は使えます。