女優の新垣結衣がこのほど、日本テレビ系ドラマ『親バカ青春白書』(8月2日スタート、毎週日曜22:30~)のクランクインを迎えた。
『獣になれない私たち』以来、約2年ぶりのドラマ出演となる新垣が今作で演じるのは、ムロツヨシ演じる小説家・ガタローの妻で、永野芽郁演じるさくらの母・幸子。クランクイン当日に行ったインタビューに加え、ガタロー・幸子夫婦の場面写真、最新予告映像も公開された。
――親バカ青春白書からオファーを受けた率直な感想は?
とてもうれしかったです。ムロさんも芽郁ちゃんも、以前一緒にお仕事した事があって、その2人と家族で、お話の内容もとてもわくわくするようなストーリーですので、参加できるのがとてもうれしいです。
――小比賀幸子(おびか・さちこ)はどんなキャラクターですか?
すでに亡くなっている設定ではありますが、太陽のような存在をイメージしているとスタッフさんから聞いていたので、それを意識しながら演じました。役作りとしては、全体的に明るく、そして力強くいられたらいいなと思います。久しぶりのドラマ出演だったので、初日の今日の撮影は、とても充実した1日となりました。ずっとムロさんと同じシーンだったので、ほのぼのと思い出話をしたり(笑)
――初の福田組はいかがですか?
福田(雄一)監督とは、以前少しお世話になったことがありましたが、福田組にきちんと参加するのは初めてでした。今日は、多少緊張感を持ちつつ現場に入りましたが、とてもスムーズに進みました。監督はとても笑顔で、特にムロさんと監督が2人で笑っていると、とても安心する、そんなほんわかする現場ですね。
――一風変わった親子の物語ですが、新垣家の不思議なルールはありましたか?
子供の頃、地元のお盆の過ごし方なのですが、お盆が終わる時に、お供えしていたパイナップルを転がすんですよ。パイナップルにご先祖さんが乗っているので、パイナップルを転がすことでご先祖様をお見送りするという過ごし方がありました。どこの家庭でもやっていると思っていたので、堂々と小学校の絵日記にも描いていたのですが、他の家ではやっていないということをけっこう大きくなるまで知らなくて(笑)。この文化は、我が家だけだったというのが衝撃的でした!
――このドラマのみどころを教えてください。
私が個人的に楽しみにしているのは、若者たちが限られた時間だからこそ持っている、若者特有のキラキラしている世界に、ガタローという人物が加わることで、もっとより青春の密度が濃くなることを楽しみにしています。またちょっと変わってますけど、さくらとガタローの親子にほっこりするシーンが沢山ありますので、私も癒やされたいと思っています。